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ちょうど十分(34)

自分が思いついたアイデアは本当に素晴らしいのだが、それと同じくらい難解に近いありません。いきなり高い熱量と難しい説明を周囲の人に行っても引かれてしまうのがオチでしょう。。。まずは簡単なイントロダクションの説明からはじめようではありませか!周囲の人の理解が進み、受け入れ準備ができてから思う存分熱量を伝播すればいいのです。

<課題>
新しいアイデアをの全てを最初から説明しようとしても膨大で難解すぎて十分に理解してもらえないかもしれない。

<解決方法>
まずはイントロダクション、基本概念とアイデアの入り口の説明に注力し、相手側の受け入れの準備ができてから、追加の説明をする。

<私が実施したこと>
QMSを刷新しなければならない背景(現在の現場の状況、現在のQMSの状態など)と刷新したQMSの基本コンセプトがわかる資料を作成し、それの説明からはじめました。刷新したQMSの内容についてのアイデアはもちろんあったのですが、いきなりそんな深いところを説明されてもやっぱりよくわからないし、何よりそこまで説明すると時間がかかりますよね。
「エレベータピッチ」という用語(用語?)があり、エレベータの中で一緒になった人にそのエレベータの中にいる間の数十秒で何かを説明する、という内容ですが、考え方としてはそれに近かったですね。もっとも数十秒ではなく15分くらいでしたが。
また、(こんなのは当たり前かも知れませんが)話をする相手のレイヤーや役割によっても刺さるところが異なるので、経営層にはこういった説明、部課長にはこういった説明、現場のメンバーにはこういった説明というように分けていました。

まぁ、そもそもがそんなに深いところまで検討してから動き出すのでは今の世の中ではスピード感的にイケてないですから、基本コンセプトができたところでもうそれの達人のように周囲に話を始めましたね。逆に言えば、基本コンセプトしかできていないので必然的にこのパターンを利用しているようになったわけですが。。。

これにも後日談があり、深いところまで固まってきたところで、基本コンセプトを話した相手に再び話をしたら、「そんな風とは思ってなかったけど!」と言われてしまうのですが、それはまた別のお話。。。

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