3月11日で「東日本大震災」から13年(第八回)ー「花は咲く」ー
今年2024年3月11日で、東日本大震災から13年を迎えます。今日、3月10日は、楽曲「花は咲く」を紹介します。
「花は咲く」は、2011年3月11日に東日本大震災の被災地と被災者の復興支援を目的として制作されたチャリティーソングであり、NHKが震災支援プロジェクトのテーマソングとして使用しています。作詞は宮城県仙台市出身の岩井俊二さん、作曲・編曲は同じく同市出身の菅野よう子さんが手掛けています。この曲は震災で亡くなった人々の視点から作られました。
NHK東日本大震災プロジェクトは、2011年度から展開されているNHKのキャンペーンプロジェクトで、東日本大震災の被災者や被災地への支援を目的としているものです。このプロジェクトは、東北地方太平洋沖地震による津波や東京電力福島第一原発事故による被害からの東北地方の復興を促進し、震災がもたらした被害や影響を検証し、今後の防災につなげることも目的としています。プロジェクトは様々な番組を通じて実施され、キャッチフレーズには「明日へ-支えあおう-」が採用されています。プロジェクトのロゴマークは、初期には3本の糸が絡み合うようなデザインが使用され、後に「震災から1年」を含む円の中で双葉が開いたイラストに変更されました。
この楽曲の印税は全額NHK厚生文化事業団を通じて被災地の自治体に寄付されます。英語版も制作され、イル・ディーヴォさんが歌唱しています。菅野よう子さんの提案により、2015年に歌詞の一部が変更されました。この楽曲はシングルとして発売され、フライングドッグによる初のチャリティー楽曲となりました。
そんな「花は咲く」。東日本大震災から10年となった2021年以降、聞くことも少なくなってきました。
今回も都合により、歌詞を掲載することはできません。失ったものが多い中で、震災からの復興を願う、「花は咲く」。
あの日から季節が過ぎていきました。明日で、あの震災から13年です。
失ったものは、数えきれない。
帰る家を。生まれ育ったあのまちを。大切な人を。何事もない、日々の暮らしを…
それでも、いつか、「花は咲く」。
私たちは後世のために、この事実を残し続けなければならないのです。
2011年3月11日。
あの日、あの時。私たちの生活は大きく変わりました。
「津波警報(大津波)」は、「大津波警報」になりました。
テレビも、ラジオも、一刻も早く逃げて、命を守るように伝えるようになりました。
あの日のあの大地震が、大津波が、私たちを変えました。
震災の教訓は、多くあるはずです。
私たちにできることは、過去の災害を教訓に、命を守るために、対策を講じること。
災害が起こってからでは、命を失ってからでは、大切な人を失ってからでは、遅いんです。
今、この投稿を見てくださっている、あなた。
対策は、できていますか。対策できていない方。行動すべき時は、今です。
大地震も大津波も、何年後、何十年後なのか。それとも、すぐなのか。明日なのか。それはだれにもわかりません。
明日を過ごすために。大切な人に会うために。約束を果たすために。夢を叶えるために。災害に遭っても、いつか笑って過ごすために。
私たちはずっと対策し続ける必要があり、この震災を忘れてはいけません。
明日で東日本大震災から13年を迎えます。
参考:
Wikipedia 花は咲く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?