ペラルゴニウム クラッシカウレ　花を表すに旧名の方が良かった説

ペラルゴニウム クラッシカウレ
（PELARGONIUM CRASSICAULE）


南アフリカはナミビア砂漠の丘陵に自生している
フウロソウ目、フウロソウ科、テンジクアオイ属
の亜低木、多肉植物となる。


かつては、その名を『ペラルゴニウム ミラビレ』
（PELARGONIUM  MIRABILE）と呼ばれていた。
ミラビレはラテン語で『不思議』『素晴らしい』
の意味を持っており、この花を見ると相応しいと
思うものだが、現在は『クラッシカウレ』の名で
呼ばれる。ラテン語で『太った茎』という意味で
ロマンチックな名前からの落差が著し過ぎる。


だが、この花や葉の形状や、全体のフォルムが
素晴らしい事や希少性から、ビザルプランツにも
数えられている。


学名につく『ペラルゴニウム』は、実の形状から
『コウノトリのクチバシ』を意味するものであって
洋名についた『アドミラブル ストークビル』とは
『素晴らしきコウノトリのクチバシ』を意味する。

洋名　アドミラブル ストークビル
　　　（ADMIRABLE STORK'S-BILL）
学名　ペラルゴニウム クラッシカウレ
　　　（PELARGONIUM CRASSICAULE）
旧名　ペラルゴニウム ミラビレ
　　　（PELARGONIUM  MIRABILE）
分類　フウロソウ目、フウロソウ科、
　　　テンジクアオイ属
種類　亜低木
　　　多肉植物
樹高　２０〜３０ｃｍ
開花　５〜１１月
花色　白
花寸　４〜５ｃｍ
花弁　５枚
原産　南アフリカ、ナミビア〜北ケープ州
言葉　愛情
撮影　咲くやこの花館

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