緋色茸 広葉樹の朽木や倒木に宿る緋色が鮮やかな茸
緋色茸 (ヒイロタケ)
タマチョレイタケ科、シュタケ属のキノコ類
鮮やかな緋色をしており、古木、老木、倒木、
切株などに生える。一般的なサルノコシカケ)
と同様、半円型の形状を成す。
このキノコは表層だけではなくて内部もこの
鮮やかな緋色である。表面の鮮やかな緋色に
ついては風雨や陽光に晒されて褪色をするが
内部の色素は何年経っても色褪せぬままゆえ
キノコ染料として利用される。
ヒイロタケの肉質は、コルク質、革質で食感
も非常に悪く、固い上に無味無臭であり食用
に適さない。その上、動物や虫も食さない事
から長年、朽木などに残ったままとなる。
緋色という色について簡単に解説をしておこう。
この色は、明るめの赤色を指し、赤色と黄色の
中間の橙色にも近いもの。実際のこのキノコは
彩度も高く見た目にも美しいもので、森の中の
緑色にも良く映える色である。
和名 緋色茸 (ヒイロタケ)
洋名 スカーレット ブラケットファンガス
(SKARLET BRACKET-FUNGUS)
学名 ピクノポルス コッキネウス
(PYCNOPORUS COCCINEUS)
分類 タマチョレイタケ目、
タマチョレイタケ科、シュタケ属
種類 キノコ類
傘寸 3〜10cm
肉厚 3〜7mm
季節 春〜秋
出現 広葉樹の倒木、朽木
分布 日本(本州、四国、九州)、東南アジア
中国、朝鮮、オーストラリア
撮影 大野川緑陰道路沿い
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