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イソフサギ 沖縄久米島植物リポート 海辺の岩場に健気に生きる植物たち ①


磯塞 (イソフサギ)


ヒユ科、イソフサギ属の多肉植物。


海辺の波しぶきが掛かる様な岩場に育つ植物で
その草丈は2〜5cmととても低く育つもの。


この茎はよく分岐して這い拡がる性質で匍匐性
を持つ事から、植物全体がコロニーを形成して
岩場を塞ぐ様なその姿から磯塞(イソフサギ)
の名称がついたものである。


葉は対性し、丸みを帯びたそれは肉厚なもので
多肉植物の特性をもったものとなる。


日本国内では、本州では和歌山、九州では薩摩
半島以南から沖縄の島々の海沿いの岩場に育つ。


この植物との遭遇は私にとっては二度目であり
多肉植物としてこぢんまりと育つ姿の美しさと
過酷な環境下に健気にも生きる生命力の両方に
感動を覚えるものである。




和名 磯塞 (イソフサギ)
学名 アフィロクサラス ライティ
   (APHILOXERUS WRIGHTII)
分類 ヒユ科、イソフサギ属
種類 多年生植物
   多肉植物
草丈 2〜5cm
開花 7〜11月
花色 赤、黄
花径 3mm
花弁 5枚
雄蕊 5本
原産 日本(本州、四国、九州)の海岸の岩場
撮影 2024年11月15日
場所 沖縄県久米島、サイプレスリゾートビーチ

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