エサキモンキツノカメムシ ハートを背負い、卵を抱える母の愛の姿
江崎紋黄角亀虫
(エサキモンキツノカメムシ)
このカメムシを初めてみた時にハートを背負う姿
に驚いたのと同時に、卵を守る亀虫という事から
とても感動した記憶を持っている。
虫といえば、卵を産みっぱなしにするものが大半
であるが、カメムシの仲間の中には同様に孵化を
見守るものもいるもので、タガメやコオイムシ等
も同様に卵の孵化までを見守る虫となる。
このカメムシに付いた名のエサキとは、昆虫学の
権威でもある江崎悌三博士の功績を讃え、その名
が冠されているものとなる。誤情報で発見者との
表記されている記事も多数見られるが、間違いで
ある。当人もカメムシに自分の名が付いてるのが
ただ臭いだけの害虫ならば、良しと思わないかも
知れないが、ハートを背負い、お腹に卵を抱える
このカメムシなら良いと思われるかも知れない。
学名の中『サストラガラ エサキイ ハセガワ』の
最後にあるハセガワは、このカメムシを1959年
に発見した長谷川仁氏の名が残ったものとなる。
このカメムシは他の虫が近寄ると果敢にも羽根を
羽ばたかせて追い払うのである。ハートを背負う
カメムシとしてこれを見つけるとラックポイント
が上がる虫としても知られている。ここでの掲載
もそんな運気上昇のお裾分けの記事なのである。
和名 江崎紋黄角亀虫
(エサキモンキツノカメムシ)
学名 サストラガラ エサキイ ハセガワ
(SASTRAGALA ESAKII HASEGAWA)
分類 カメムシ目、ツノカメムシ科、
モンキツノカメムシ属
種類 カメムシ類
全長 10〜15mm
出現 5〜10月
分布 日本(北海道、本州、四国、九州、奄美大島)
食性 ミズキ、ハゼノキ、カラスザンショウ、
サンショウ、などの汁
越冬 成虫越冬
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