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LOVE IN A MIST


ラブ イン ア ミスト
(LOVE IN A MIST)

恋愛映画のタイトルの様なこの名がつく植物


キンポウゲ目、キンポウゲ科に属する黒種草
(クロタネソウ)の一般的な洋名となる。

この名前は、花を取り囲む繊細でふんわりと
した葉状の苞(ホウ)が、まるで霧(ミスト)
の中に包み込まれているかのように見えること
から付けられた名前となる。


苞に包まれた花姿が、神秘的でロマンチックな
雰囲気を醸し出していることに由来しているが
その名から、愛や夢、思いやりを象徴する花と
されている。


花言葉には「夢の中の愛」「困難の中の愛」が
あり、困難な状況下でも愛が芽生える事を示唆
しているもの。

この植物のロマンチックな解説はこれ位にして
植物としての生物学的観点から苞を解説すると
クロタネソウの花を取り囲んでいる苞は細かく
裂けた葉のような形をしているのだが、これは
花や若い果実を外敵から守る役割を果たすもの。


特に、食害する昆虫や動物から花を保護する為
に役立っており、トゲトゲした形状は、これら
の外敵に対する物理的な防御となっている。


また、クロタネソウが自生してる乾燥地帯では
苞が湿度を保ち、花や果実の水分蒸発を抑える
効果を持っている。


園芸家からのクロタネソウは、苞に包まれてる
花は見た目にとても美しいものであり、園芸的
にはこの独特な苞が魅力のひとつとなる。




和名 黒種草 (クロタネソウ)
洋名 ラブ イン ア ミスト
   (LOVE IN A MIST)
   デビル イン ア ブッシュ
   (DEVIL IN A BUSH)
   ニゲラ (NIGELLA)
学名 ニゲラ ダマスケナ
   (NIGELLA DAMASCENA)
分類 キンポウゲ目、キンポウゲ科、
   クロタネソウ属
種類 一年生、二年生、多年生植物
草丈 20〜60cm
開花 夏〜秋
花色 桃、紫、藤、白、青
原産 南ヨーロッパ
言葉 戸惑い
   夢で逢えたら
   未来
   深い愛
   夢の中の愛
   困難の中の愛
撮影 5月(開花前の時期)
場所 豊島公園

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