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ラクウショウ 秋には葉を落とす珍しい針葉樹


落羽松 (ラクウショウ)


ヒノキ科、ヌマスギ属、ラクウショウ種


北米南東部が原産の落葉性高木となる。湿原に
生える為、沼杉 (ヌマスギ)とも呼ばれている。


『落羽松』の名称は、秋になると褐色になった葉
がついたままに短枝ごと、落葉するのであるが
この羽状複葉のそれが鳥の羽の様に見える事が
名の由来である。


もうひとつ特徴的なのはこの樹木の根のカタチ。
湿地では、根による呼吸作用が困難であるため
呼吸根を通じて呼吸し、温地にうまく適応する
為に独特の根の形を形成している。


呼吸根の形のひとつとして、幹の下部が広がり
屏風板状になったものが見られ、これは湿地に
立つ樹木を安定させる目的と呼吸範囲拡大の為
のカタチとなる。もうひとつの呼吸根のカタチ
は、ボゴボコと円錐形、石仏状の根っこが周囲
の土壌から隆起させたものが現れるものとなる。
このことからラクウショウの周辺を歩く時には
この呼吸根に躓かぬ(ツマズカヌ)様にこの
樹木の周辺には、注意をしなければならない。



和名 落羽松 (ラクウショウ)
   沼杉 (ヌマスギ)
洋名 バルド サイプレス
   (BALD CYPRESS)
学名 タクソディウム デイスチカム)
   (TAXODIUM DISTICHUM)
分類 ヒノキ目、ヒノキ科、スギ亜科、
   ヌマスギ属、ラクウショウ種
種類 落葉性高木
樹高 10〜50m
開花 4月
花色 緑
花径 25mm
原産 北米の南東部
言葉 大胆
撮影 服部緑地都市緑化植物園

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