オランダでの生活を始めます!
明日からオランダの大学に進学するので改めてブログを再開します。
僕は小さい頃から科学や自然に関心があり大人を質問攻めにして困らせ、小学校1年生のとき校長先生から「こういう子供が将来犯罪者になる」と言われるような子供でした。紙に文字を書くことに障がいがあり、読み書きを重要視する日本の公教育ではうまくいかないこともありました。特に高校受験に苦労しました。高校に進学することができず、学びの継続ができないのではないかというときに、父の転勤に合わせて高校からベトナム、ミャンマーのインターナショナルスクールで学ぶことになりました。インターはICTを授業やテストで利用するため書くことの困難さは緩和されました。むしろ英語が話せないことの方が障害になりました。僕は自分の障がいと途上国の暮らしから多くを学びました。
そして2021年2月1日、ミャンマーでクーデターに遭遇しました。昨日あった平和が今日はない、というこれまで考えもしなかったことを目の当たりにしました。同年5月にインターをオンラインで卒業しIBDPを取得し、オランダのUniversity of Groningenに進学することが決まり、明日、日本を発ちます。
異国での初めての一人暮らしが始まります。僕は生活する上でもうっかりが多く、数々の失敗をしてきました。だからこれからも色々失敗をすると思います。それでも新しい土地で好きなことを学べるということが何よりも自分がやりたいことだから、失敗することはある程度諦めて楽しくいきたいと思っています。そんな僕のいろいろをここに残して行こうと思います。
自分は障がいを持っていた経験から「障がいとは能力の大小ではなく、周りの環境によって決定付けられる社会的障壁である」ことを学び、自分の学びの環境を自分で選択することができました。これから皆さんに自分の経験を共有し、また少しでも選択肢を広げることができればと思っています。