2023年冬 ベルギー アントワープ 年越しの旅（９）

正月、お昼に街を散策の後、仮眠をとって起きたら、まさかの19時。
しかも外は生憎の雨である。
一年の計は元旦にあり、というジンクスを信じるのであれば、このまま何もしないことは良くない気がするが、濡れに行くべきか...と悩むも、今日は潔く眠ることに。

アントワープでよく見た匠ラーメン。年末は休みで結局食べられなかった。

アントワープ旅行　最終日

あと数時間の間だけ、小雨ふるアントワープの街を散策する。

新年を迎えまだまだ疲れが抜けきっていないかのような、さまざまなものが散乱したままの静かな朝の街。

フリッツはお気に入り

流れる音楽を追っていくと、大聖堂に辿り着く、どうやらミサの最中であったようだ。新年でも日常が戻りつつあることを実感する。

自分にとっても、有意義なモラトリアムだった。

この街と同じように、自分もそろそろ日常に戻る頃合いである。

アントワープとの暫しの別れ。また必ずここにくるその日まで。

そして、フローニンゲンに帰ると、嵐のような天候が待っていた。
（終わり）