【毎週ショートショートnote】お題「釜揚げ師走」
私は独身で何の取柄もないサラリーマンであった。
仕事とは厳しい場所だ
クライアントや上司に振り回され、毎日の売り上げに苦悩し、できない奴は叩き落される。
ーイライラするー
年末は夜遅くまで残業が続いて、家に帰る頃には疲労困憊し食欲も無い。そこで釜揚げうどんを自炊することにした。
普段は家に帰っても、1人でコンビニ弁当食べて、ゲームして寝るだけの生活だ。たいして変わらない。
最初はうどんを茹でる簡単なものだったが、栄養のバランスを考えて温野菜との付け合わせを考えた。
色々試行錯誤していくと、毎日が楽しくなってくる。
年が明けて、普通のコンビニ弁当の生活に戻ったが、手打ちうどんの教室に通い、休日は地方の食材を探す旅に出かけるようになった。
1人で食べるのはもったいないと、友人知人に振舞った。
すると、仕事のストレスも気にならずに、心のゆとりができて普通の心境でいられるようになった。また斬新なアイデアの商品を開発できる優れた社員に変わった。
「パパの釜揚げうどん美味しいよね」
今では妻や子供と一緒に、優しい場所で釜揚げうどんを食べている。
私の会社は年末年始は繁忙期のため、私は連日残業続きです!
気力と体力が持つのかと、年を取るごとに不安になってきます。
ゴゴゴゴゴ・・キェーー
神よ~~我に力を与えたまえ~~