精神不安上等
時々自分の全てを受け入れる努力をしていていも、
なかなかうまくいっていないなーと、思うことがあります。
それを特に感じる時というのが、
友人に私の繊細さを指摘された時です。
親しい友人は私のことをわかっているので、
「本当はビビリだよね」とか、
「すごい気を使うよね」とか、
「みんなの前でテンション上げているから、疲れるでしょう」とか、
「傷つきやすいよね」とか、
何気なく口にします。
そう言われると、それこそ傷ついてしまうのです。
どうしてでしょう?
自分をよーく掘り下げてみると…、
「メンタルやられているよね。」って、
言われている気分になるのかもしれません。
メンタルやられている=弱者・変人=明るく健全なグループに入れない、
と無意識に思っているのかもしれません。
学生時代どのグループに属するかという問題は、それは重要なことでした。
明るいリーダーシップを持つ上位グループにいたい、
という切実な思いがまだ根付いているのでしょうか?
ヒエラルキーの上位グループに属すなんてこたあ、取るに足らないつまんない問題だとわかっていました。一人で孤高を保って好きなことをやる方がかっこいいなあとも思っていました。でもビビリだから、一人でいることなんてできませんでしたけどね。
誰からも相手にされない、って思われちゃうなんて、
学校社会では一大悲劇だもの。
この時も本来あるべき自分と、こうしたほうがいいという自分とが乖離していたのです。
さて、話を戻すと、あの頃のあの明るさにしがみつく感じが、まだ残っているのかなあ、と憶測するわけです。
そして、私自身が良い大人になってからも、ちょっと変わっていて精神が安定しない人を、「あの人ちょっと危ういよね。」なんて言っちゃうのは、
自分がその人とは違う、ってことを証明したいんだなあとも思うわけです。私はとにかく明るい健全な人でなくちゃならないから。
あー、そういうの、もうやめよ!やめ、やめ!
これからは精神不安上等の心意気でやっていきたいものだ、
と思います。
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