【卒業文集】一人称
卒業シーズンじゃん。
ということにお昼を過ぎて気がついた。
大学の卒業式は今日と同じ春分の日だった。高校はもう1週間くらい前、小中はもう忘れたけど。
あやかって高校の卒業文集に書いたものと大学の答辞を載せることにした。
今回は高校分。秋に初めての文学フリマへ向けて作った『BECOME』のトップバッターでもある。
あとで載せる大学の答辞も、次の文学フリマ(東京38は落選したから大阪か東京39)に入る。たぶん。
何かを卒業したあなた、おめでとう。
何やら落ち着かない期間に突入しているかもしれないけれど、とりあえずは祝われておくのだよ。
何も卒業してないあなたもおめでとう。やっぱり祝われておけばいいよ。
第二段の大学版も上げました。
答辞用に準備した原稿ほぼそのまま。
一人称がない人は自立していない人だと聞いたことがある。私には一人称がない。面接や文章中では常識として「私」を使う。しかし日常会話では一人称がないのだ。
今まで一度も「俺」や「僕」などと口にしていない。だから、学校でも聞いたことがある人はいないはずだ。特に深い意味もなく、気がついたらこうなっていた。他人から見れば変かもしれない。しかし、私はなんの違和感もなくこの生活を18年送っている。むしろ、今から「俺」で話し始めたら違和感があるだろう。
意識して一人称を使い始めた人はいないと思う。一人称と自立に関係があるなら、私はこれからもこのままでいこうと思う。自らの意思で自立した人だっていないと思うから。