転職する後輩に3年前の自分を重ねて
あっという間に3月ですね。
いや、気がつけば1週間たってしまった。。
先日、前職の後輩から2月末で会社を退職すると、報告がありました。
一緒に働いたのは2年くらい。
私が会社を退職した後も、食の好みが合い、たまにご飯に行く間柄。事前に相談はありましたがついに最終出勤日を終えたという報告でした。
私は「お疲れ様!やりきったね!」とDMを返しました。
自分が応援している人の変化や門出には「頑張れより『お疲れ様』を送ろう」と、3年前自分が彼女と同じように転職をしてから、自分なりのこだわりがあり、意識をして使っている言葉です。
3年前に、私は6年勤めた人材会社を退職しました。色々挑戦したし、できることを模索して、健闘して、やっと行動に起こした「転職」というカード。
私は自分が望んで、退職を選択したのに、周りからは「もったいないね」「辞める必要あった?」と、なかなか理解を得られませんでした。今思えば、本気で私の心配をしてくれていたのだと思うことができます。ただ、その当時の本音はとても寂しかった。
当時人材会社で働いていて、キャリアの見直しが身近なものであった自分と、思っていた以上に周囲との感覚のギャップを感じました。
転職はする側も送り出す側も、一時的に痛みや不安を伴います。俯瞰でみるとなんだかんだ普段から同じくらいの波風はたっているのですが、自発的に風を送るのは、普通の人だとなかなかストレスのかかるものです。
それを全て受け止めて前に向かっていく。
誰にもわからない未来を信じて。
だから、全てを超えてそこに辿り着いた、自分が応援している人には「お疲れ様」を送ろうと決めています。本人が望んでいた未来となったとき、「よかったね!」と寄り添ってもらえる心強さを私は知っているから。
私がファション・美容業界のHRを軸にしているのは、この業界にはエネルギーが溢れる人が多いから。
好きやこだわりという情熱が新しい作品を生む。
その葛藤が人の才能を磨いたり、人として成長することを直接感じることができるこの仕事にやりがいを感じています。
あれから3年たった今、新しいチャレンジにまだまだ失敗も成功もさせてもらえる環境に感謝して、今回は締めくくります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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