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離婚で一番大変だったこと

2021年8月離婚成立
調停期間約2年
モラハラ・酒乱・DV・児童虐待で離婚
9歳・14歳女児2人

ままならない気持ち

つらい結婚生活から母娘で逃げ、さあ離婚へ。
どう考えても、考えがまとまらない。今までの仕打ちに対して、反省・謝罪・償いをして欲しい。調停の場でしっかり打ちのめしてやりたい。どうすれば上手くいく?モラ夫に響かせたい。響く訳が無い…の繰り返し。苦しい…

感情のままを代理人に伝え、相当の対価も要求したが全く簡単にはいかなかった。上手くいく訳がなかった。

相手はモラ男。世間の常識は通用しない。私たちの要求にことごとく訳の分からない言い分をかぶせてくる。

しかも、不倫離婚とは違いモラハラやDVは家庭内の事で立証しにくい。

3回の通報歴や殴打による打撲痕の写真を警察から取り寄せ提出しても残念ながら大した効力は無かった。

調停には初老の男女の調停員が付いた。私側とモラ男側のお互いの意見を公平にジャッジする為らしい。

しかし、百戦錬磨の調停員さえも辟易するほどの言い分の数々。
挙句にモラ夫の文句を私に言い放ち。夜逃げの際に初めて使用したカード支払いを責める発言までされ。最終的に何も望まず離婚のみ要求したほうがいいのではと言われる始末。

心労が重なり、何も上手く事が運ばない事で自分を責め出し。心無い調停員の言葉で鬱になってしまった私の思考は停止状態で、私の代理人も同意をうながして来た。

過去に囚われるな

毎日自分を責める日々。生きる事を諦めていた。次女は明るく頑張ることで私を励ました。敏感な長女は学校を休みがちになり、また私を苦しめた。
夜逃げする以前からずっと相談に乗ってもらっていた、ある社団法人の代表へLINE。

私 『相手からの謝罪もなく、子ども達への親の責任も義務も果たさないまま離婚になりそうです。相手が正しかったと認めてしまう結果で納得がいきません、誰も私の気持ちを汲んでくれません。私の考え方は間違ってるのでしょうか?』

代表 『間違えてるのではなく「許せない」という気持ちが有るから辛いんです。どこまで行っても、何があっても自分勝手な人は自分勝手です。そんな人を許せないと思っていても解決しない、解決しない悩みを持ってると自分が辛く疲弊するだけ。あなたの視点を「許せない」から「私と子供の幸せ」へと変えて努力するほうが価値ある事です。』

相手の狙いは私の頭の中を自分の事でいっぱいにすること。モラハラとはそういうもの。未だに洗脳は解けていなかった。しかしこのLINEのやり取りで、思考がかわった。代表の一言で賠償などはどうでもよくなり、子供たちの権利のみを考えた。そして代理人を変え、自分の意見を正面から調停員に言い放ち。これ以上一歩も引かないことを相手に告げ。そして無事離婚へ。

義両親の謝金返済をキッカケに同居し入籍。嫁いびり。酒乱。モラハラ。DV。夜逃げ。離婚を経験して全てを取り戻そうと、それが幸せへの道だと思い込んでマイナスのループに陥ってた。人生は沢山の荷物を背負いすぎては身動きがとれない。何よりも大切なのは子どもとの明るい未来。一度、思い切って手放す気付きと勇気が大切。スッキリするからこそ前向きな力が湧いてくるものだと実感です。




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