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~どんな時も、まず目の前の我が子を信じる!~

 子どもは、保護者に対して、依存と反抗を繰り返して成長し、自立に向かいます。
子どもに限らず人間は、人を信じることによって、自分を信じられるようになります。自信を持って生きることは、人を信じながら生きることです。
だからこそ、「子どもがピンチなときこそ、親の出番」なのです。自分がピンチの時の親の行動を見ることで、子どもは親の愛や保護の意味を問いかけているのです。
<参考>佐々木正美著「始まりは愛着から」より

子育ては『自律的に自立できる人を育てる』ことでもあると私は考えています。
自立とは、ひとの助けを借りずに生きていける力、
自律とは、自分で決めて自分を律することができる力、だと思います。
家庭が心理的に安心・安全であるから、信じてくれるから、親に自分の意見を伝えることができるようになります。自分の意見を言えれば、自分がどう思っているのかを一生懸命考えます。自分の意見がわかるようになれば、自分で決めることができるようになります。自分で決めるから、自分で責任を持ち、「自律」できるようになっていきます。

私は、子育て中、自分に自信がなくて、我が子が何かトラブルに巻き込まれるとすぐに「自分の子が悪かったのではないか?」と考えることがありました。今から考えるとなんと頼りない親だったのかと思います。できていないことがあると、私がちゃんと見てなかったから、指示しなかったからかな?と思ったり。
実際はそんなことはなく、子どもなりにちゃんと考えていたことの方が多かったということは、今になってわかります。
ですから、今子育て中の保護者の方はぜひ、我が子を心の底から信じてあげてください。どんな状況でも、子どもには言い分があるはずです。子どもの考えをしっかり聞く!ただそれだけです。
我が子が何を考え、どうしたいかを、じっと見て聞いて「味方」になってあげて下さい。
相手がある場合でもない場合でも関係なく、まずは信じる!そこからきっと解決策がでてくるはずです。
その子の年齢や経験の不足から間違った判断をすることはもちろんあります。
その時は一緒に考え、親も子も「納得」する方法で解決していくことが必要です。
決して「説得」して親の言う通りにさせるということは避けて欲しいと思います。
教室では、その子一人一人に考えがあるということを前提に、話し合いをしながら学習を進めるようにしています。『子どもの心が安定すると、学力も必ず安定してきます』
我が子を信じましょう!!(あの時の自分に言い聞かせています。)
子育てに失敗はつきもの。そうして親も親として育っていくのですね。

スタッド緑ヶ丘中町教室、浜寺サンタウン教室は学習を通して保護者の方と
一緒に子育てを考える学習教室です。ご質問、ご意見等お待ちしています!
(vol.249)

OKカード ステージ5より

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