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眠ることで

こんにちは、かとしょーです♪

心の健康を保つために欠かせない要素である「睡眠」について、他の記事でも触れていた気がしますが、今回ある本を読んで「睡眠」の大切さを再認識したので紹介させていただきます♪

本のタイトルはズバリ「睡眠の起源」。
何やら難しそうな予感が香り、事実として専門用語も多数出てくるのですが、表紙を見れば興味をそそられ読みたくなること間違いなしの本です!!!
この本では著者の方の半生と研究活動から「睡眠」ってなんだろう?というところを深掘りしています。
そして非常に面白いのが「睡眠」について調べていた対象、それがなんと脳を持たない生物「ヒドラ」なのです!

これまでの生物学では「脳波」が「睡眠」の根拠…一般的にも身体を…脳を休ませるために「睡眠」が必要という認識だったと思います。
けれど、脳を持たないヒドラも眠ることを著者は発見し、その研究の中で「睡眠」が恒常性…体温の維持などと同レベルの正常な生命維持に不可欠な要素であることも研究しているのです!

他にも面白い事例として「眠らせない実験」を受けたヒドラは細胞分裂が遅くなることを見つけ、
「寝る子は育つ」の格言が真実であることを確認しています♪

このように「寝る子は育つ」のような面白い幕間も在りつつ、
先に書いた通り、この本の中では「睡眠」が身体に与える影響についても詳しく調べられています。
そして、その研究が示すのは睡眠は心身の健康に不可欠であるということです!

例え、数日で体調を回復できるからといっても徹夜をしたり極めて睡眠時間の短い生活サイクルで過ごしたりするのは推奨できません💦
本の中で紹介されていた事例には何時間眠らないでいられるのかを調べた実験の顛末についても紹介されていて、被験者は実験直後は数日で復調したものの後年になって深刻な睡眠障害を発症しており実験と無関係ではないだろうと書かれています。

僕自身、かつて厳しい夜勤生活で体調を崩していたので、話の内容に共感する部分や納得する部分が多くありました。

けれども人は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の言葉の通り、苦痛を忘れて油断をするものです…
事実、ここ最近「睡眠」や疲労の自己管理を怠った結果、大事な話や友人の演奏会という晴れ舞台を寝て過ごしてしまうという、やらかしも僕はしています💦
そして「睡眠」不足だけでなく、こうした寝不足による失敗もストレスとして心に負荷をかけてしまうものです…

お陰様で僕自身、この本を読んで改めて「睡眠」と関連する諸々の自己管理の大切さに気付くことができました。
だからこそ、「睡眠」を行うすべての人が生活や時間の使い方を振り返り、自分が大事にしたいものを大事にできるようになればと思い、「睡眠の起源」を紹介させていただきます。
この記事を読まれた方が心身共に健やかに在れる助けになれば幸いです♪

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