救命救急幸座
今まで、何回か「心肺蘇生法」の講習は受けたことがあった。
小学校勤務の時の職員研修、息子の家庭教育学級・・・
でも、やっていないと忘れちゃうな・・・
このnoteに記録しておいて、時々記憶を取り戻したいと思う。
さて、今回参加したのは、「ママのための~」ということで、子どもの不測の事態に対して慌てないようにするために・・・
救急車が到着するまで「平均8分間」応急処置ができるように。
という学びでした。
さて、命に係わるものとして、3つの不測の事態があります。
1.大量出血
体重÷13=10キロの子どもなら約230ml の血液が出たら、命の危険が。
救急車が到着するまで、「止血」が先決。
直接圧迫止血法
きれいなタオル(乾いている)で、傷口の上に当て、圧迫。
血がにじんでいる様なら、圧迫が足りないので、体重をかけて圧迫。
※傷口にガラスや気が刺さっている様なら、傷口から心臓に近い方をタオルで縛り止血(紐のような細いものよりタオルのようなものの方が良い)
※※刺さっているものは、無理に取らない。刺さっていることで止血されている場合もある。
2.窒息
声が出る場合
空気の通り道がある。咳こんで出せそうなら出させる。
声が出ない場合
空気の通り道がないので、早急に詰まったものを出さなければいけない。
背部叩打法
肩甲骨の間を叩く。
その際肩口を反対の腕で支えて、叩いた勢いで前につんのめんないようにする。
腹部突き上げ法
拳の親指側をへその上(みぞおちは❌)に当てて手前に付きあげる。
3.心肺停止
心肺停止を見極める
①肩口をたたいて呼びかける→反応なし
※ここで近くにいる人に119番通報してもらう
②呼吸を観察(10秒間)→胸の上下がない?わからない。
↓
①②で判断
心臓マッサージスタート
「アンパンマンマーチ」の歌の拍子くらいの速さで心臓の上から腕を伸ばして垂直に押す。仰向けに寝ている胸の高さが三分の一くらい沈むくらい押す。(30回)
その後すぐ息を吹き込む
幼児の場合→鼻と口を自分の口で覆い息を吹き込む。胸が膨らむのを確認して2回。
小学生〜大人→鼻の穴を塞いで(息がもれないように)口から息を吹き込む。もし、膨らんでいなくても、3回目をやらず、心臓マッサージに切り替える。
救急車到着後
救急隊が「代わります」と言うまで、心臓マッサージは、やり続ける。
3分間やってみましたが、かなり疲れます。できる人が2人以上いて交代しながらできる事が望ましい。
最後、参加者で感想を言い合ったのですが、家族みんな講習を受けて、できるようにしておきたいね。
本当にそう!
と感じました。
ワンポイント
家族以外の人に「止血」をやる場合は、ポリ袋を手にはめて処置しましょう(感染症予防)とのこと。
背部叩打法をやる時は「一発で決める」という勢いでやる。空気と一緒に出すので、2回目以降はどんどん空気の勢いを使えなくなるので。
いざという時に思い出せるようにしたい。(1ヶ月に1回位。このnoteを読み返してみよう←自分に言ってみる)
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