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共感的な聞き方が大切とあちこちで言われています。私もゴードンメソッドを伝えるインストラクターとして共感することの大切さと具体的な聞き方を指導しています。

特に、相手が悩み、困りごとを話しているときには、共感的な聞き方が大切です。


例えば、職場の悩みや愚痴を相手が話しはじめたときに、共感のつもりで「わかる!わかる!」「そうだよね」「その上司ひどいね」「最悪だね」と同意や同感を共感して聞いていると思い込んでいる人が多いなと感じています。


話をしている人にとっては、さほど嫌な感じもしないし、話は続くことが多いかもしれませんが・・・


実は、同意や同感で話を聞くと、上司の悪口大会になり、自分の悩みや愚痴は自分にはなんの落ち度もなく、上司が悪いことを他の人も認めてくれたと他責で考えが進むことが多いのです。


結果は

内省できない・・・
成長できない・・・
自己理解が進まない・・・


シリーズで投稿した【ゴードン博士の「親業」で出会う博士の言葉】

マガジンにまとめてあります


にも書きましたが、こんな時には相手の悩みや問題を「問題所有の原則」に従って、共感的な聴き方である「受動的な聞き方」や「能動的な聞き方」を人間関係を構築するにも使う方が効果的です。


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