無宗教だった母の命日には
昨日は母の命日でした。
写真は亡くなる2週間位前の病室のテラスで撮影したもの。
肺癌から小脳に転移して、突然立つことも歩くこともできなくなり、自宅近くにあるターミナルケアのクリニックに入院したのが10月の初めでした。
家から歩いても20分くらいのところなので、仕事がない日は、ずっと母の側で過ごしました。
人に迷惑をかけることを嫌う人でしたので、寝たきりになることをとても恥じていました。
娘のわたしとしては、そんな母を見ているのは辛くもありましたが、突然この世からいなくなるショックを感じずに、少しずつその日が近づくことで覚悟ができたように思います。
あれから6年が経ちました。仏教だと七回忌なのでしょうが無宗教だった母なので、母の写真の前に好きだった和菓子を供えて、あちらから見守ってくれることに感謝を伝えました🙏
形式に捉われない命日の過ごし方ですが、故人を偲んで思い出すことが1番の供養かなと思っています。