お店の存在に気づいてもらおう大作戦! |えほんやさんで考えたこと
「えほんやさん」についての投稿をしたことによって、いろいろな方からご意見をいただきまして、お店のウインドウをもっと工夫したほうが…というご提案に「なるほどな!」と思ったのでした。
そういえば、窓ガラスにめちゃめちゃ近づいて店内を覗く方や、通りを歩く方の会話を聞いていると(盗み聞きじゃないですよ〜。聞こえてくるんです)「あれ?もしかしてパッと見た感じ、本が売ってるってわかりにくい?」と、思われる節がチラホラ…
奥ゆかしすぎたファザード
その考察は、↓前の投稿「もちょっと深掘り| えほんやさんで考えたこと」
この投稿の中のそもそもお店があるってことがわかりにくい?の章でも述べています。
…ということで!
まずはお店のファザードを工夫してみることにしました。
好きなお店の入り口を参考に・・・
私が好きなお店の入り口(本屋)は、
▶︎中目黒の「dessin」
▶︎西荻窪の「title」
です。
ガラス窓から本棚が見えて、ずらっと本が並んでいるたたずまい。
実際に行ってみて、本棚がパッと見えた時のドキドキ感は、今でも忘れられません。
この「dessin」も「title」も本の表紙が外を向くように並べている棚があるんですね。
この棚、どこで販売しているのか調べたのですが、書店専用の特殊な棚なのかな…なかなか見つからなくて(涙)
「見つかるまで、ショーウィンドウは保留にしておこう」と棚無しでやりくりしましたが、もう1年も経ってしまったので、何か手を打つことにしました。
そして・・・完成しました!
変わった姿がこちらっ↓
↓before
どうでしょう?だいぶ絵本が「こんにちは」してます♪
こうやってみると、beforeはだいぶ寂しい感じ。
ショーウィンドウに絵本を並べてすぐに変化が…
まず、ご旅行でいらした方がお孫さんへのプレゼントに絵本を…と、ご入店されました!実は、ご年配の観光の方がふらっと入られるパターンってちょっと少ないのです。
それってやっぱり、何のお店かわかりにくくて入れなかったのかも。
もうひとつ、ウィンドウを眺めてから、飾ってあった絵本をお店でさがして購入される方が目立ちました。個人店で、何か買わないと出にくい雰囲気だから、どんな絵本があるのかを棚で目星をつけるのでしょう。
そういえば、私もレストラン入るときに、ショーウインドウのラインナップを確認するもんなー。
お店の中の人になってしまうと、はじめての方が、どれだけ入りにくいと感じているのかは、見えてきにくくなってしまいます。
客観視ってほんと難しい…と思ったのでした。
おまけの紫外線問題
ファザードを変更したらこんなご意見が
「紫外線で絵本がやけますよ。」
そうなのです。「えほんやさん」は、南向き(普通、本屋は北向き)。おひさまの光が照りつけてきます。
ですから、絵本だけど絵本じゃないように工夫しています。
じゃーん!
スチレンボードや発泡スチロールの板をカットして挟んでいるのです。
「えほんやさん」は、買い切りというのもあります。でも逆に、返本できるからって絵本が痛んでもいいというのには疑問を感じています。
これについては、また後日書きたいですね…。
ながながとした文章を最後まで読んでくださってありがとうございました!
お店のファザードはもうちょっと変化させたいです。
また変えてみて、反応があったら投稿します♪ では!
(えがしらみちこ)
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