よちちって、撫でてあげよう/書く習慣1ヶ月チャレンジ5日目
さて、と。
このお題を見た時に少し困ってしまった。
果たして、子供とは何歳くらいまでの事を指すのか……ゆんの子供時代なんて小学校以降はとても語るに耐えるもんでもないし、お耳に入れていいものでもないだろうと思うんだけどな。
……一言で言うならば、良くも悪くも可愛らしく弱くて、そして何よりいい子であろうとしてたんだろうなぁ。と思う。
今はもう吹っ切れた。
大人万歳。
成長万歳。
周りの言い分なんぞ所詮周りの幸せでしかないんだ。
さてさて、ゆんの子供時代。
幼稚園まではとても甘やかされつつ、それなりに甘えるポイントも弁えてるガキんちょだったのだと思う。
何せ祖母と40間際の両親、11歳上の姉の元に生まれた女の子なのだ。
姉と違い人見知りしない子だったのも大きな要因だろうけど、大人に囲まれて可愛い可愛いで育った。
ゴジラとガメラとセーラームーンが好きなのは昔から。
お人形とぬいぐるみと本が好きなのもその頃から。
買い物に行って目を離すとスグ何処かに居なくなるけれど、余り探す必要はない子だったらしい。
だって、書店か、玩具売り場のぬいぐるみの前に必ずいるから。
もしくは店員のお姉さん方に愛想を振り撒いて可愛いコールを頂いているか……年の離れた末っ子は図太いなと自分でも思う。
けれど、手に負えないワガママかと言うとそうでも無いらしい。
まぁ、何よりうちの親は割と躾が厳しい方だったし、多分自分は甘えられるラインを見極めるのが上手かった。
「何か欲しいものを1個」と親に言われれば、本、もしくは小ぶりなぬいぐるみを1つ。
本のチョイスも、母が入れば学習要素があるものを。
ちなみに自己紹介記事で書いた「ウルトラマン怪獣大図鑑」は父と2人で出かけた時に買って貰ったものだったりする。
いや、だって多分オトンなら何も気にせずに買うと思ったんだ。
案の定、家に持ち帰った母に見せた時には父と2人で「何でこんなもの買ったの!?」と叫ばれた。
ゆんがウルトラマン見てる時には止めないのに何でだ(´・ω・`)
そんな母も、いまや刀剣乱舞関連番組をやってると向こうから「これ録画する?」って聞いてくれるようになった。
漫画、ゲームを一切買ってくれなかったとても教育的な母とは同一人物とは思えない一言である。
あの頃のゆんよ。
りぼんも、なかよしも、ゲームボーイもたまごっちも何もかも買って貰えず周りの話題から取り残されてたゆんよ。
諦めるな、戦い続けてれば1部得られる理解もあるよ。
後は、未だにそうなんだけど、小さい頃から植物と動物が好きな子だった。
これは、完全に父の影響だろう。
何せ、うちの父は娘に妙な事を教えるのが好きなんだ。
「この草は食べれる」とか。「この草は毒がある」とか。「この動物はこうすれば懐く」とかを実践で教えこまれた。
おかしいな。一応自分は九州の地方とは言え、市街地のそれなりに都市部で育ったはずなんだけど、父は娘にサバイバル技術でも教え込むつもりだったのかな。
でもまぁそのお陰で基本道端キョロキョロ歩いてるだけで心底楽しめるようになり、とてもその点は感謝している。
そんな甘えたお姫様が小学校進学をきっかけに歪むんだけどな!!!
クソみたいな学生時代だった。マジで。
小学校から高校辞めるまで変な粘着質に目を付けられてとばっちりのように虐められたり暴力に合う日々が大半だったのだ。
いやぁ、マジで。
ゆんと仲良い子が嫌いだけど、あの子を直接やるのは怖いからゆんをいじめるってなんなんだ。
自分だけじゃなくて他の子と喋るから毎回昼休みに校庭の隅で蹴られるってなんなんだ。
ゆんに話しかけるなって言うし事実話しかけても居ないのに、自分から話しかけには来て暴力振るってなんならゆんと話したやつにも暴力振るうってなんなんだ。
全員が全員反動形成か???って思う。
また、昔のゆんは可愛かったのだ。
しくしくと最初はしたんだけど、まぁ、ちょっと色々あってとりあえず全部受け入れる事にしたのだ。主に親の教育方針が理由で。
すっげぇな。
昔のゆんすごい。
偉い。
とても頑張ってた。
今なら笑顔で煽り散らして相手の精神をボッキリと折るレベルの口撃を連投する自信しかない。
社会は人を強くするね!!
本当に自分の子供時代の話をすると「深淵の縁を覗くのか……」とかいう厨二病な台詞を吐いてでも阻止したくなるんだけど。
昔のゆんは良くも悪くも本当に可愛くて健気で良い子だったのだ。
よちちって撫でてあげたい。
はー、かわいい、かわいい。
昔の可愛いゆんも大好きだよ。
頑張ってたねって何度でも思う。
でも、二度と戻りたくはないなぁ。
あの頃のゆんに出会ったら、言うんだ。
頑張るお前はめっちゃ可愛い。
でも、頑張ってないお前でもめっちゃ可愛いんだよって。
そんな、ゆんの子供時代。
多分今のが余程子供っぽいな!
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