妻のためにお昼ごはんをつくる
今日は知人が息子を預かってくれたので、久々に夫婦水入らずの日曜日を過ごしています。
子育てをするようになってから「ご近所づきあい」の素晴らしさを感じています。知人ご家族には小学生の息子さんがいて、彼は息子のことを弟のように可愛がってくれます。息子も彼のことを「にいに!」と呼んでいて、遊ぶのを楽しみにしている。
「次の日曜日、(息子くんを)預かろうか〜?」と声をかけてくれるご近所さんがいるって、気持ちにゆとりが生まれます。
普段は子育てに家事、そして仕事と目が回りそうなほどバタバタしているから、今日はちょっと休んで以前からやりたかったことをしました。
それは、料理です。
独身時代、僕は料理が大好きで毎日の自炊が楽しみでした。
会社帰りの電車では「今夜は何をつくろうか?」と考えて、材料と工程をイメージする。そんな日々が面白かったんです。
近所の顔見知り程度だった妻と親しくなったきっかけも、料理でした。
夜は僕の部屋で一緒に食事をする習慣があって、毎日妻に料理をつくるのが楽しみでしかたがなかったんです。
僕がつくった料理を妻が「美味しいよ!」と言って食べてくれる。そんな妻の姿を見るのが好きだったし、「この人とこれからもずっと食事を楽しむ人生を送りたい」と思いました。
でも人は変わるもので、仕事や育児の忙しさから食事の時間を軽視するようになっていました。軽視とは言い過ぎかもしれないけど、以前ほど大切に思っていないことをたしかです。
ホットクックという便利家電は買ったし、在宅メインの働き方をする僕は仕事の合間に家族のために食事を用意してはいました。しかしあまり心を込めてつくっていませんでした。とりあえず材料を買って適当にカットし、味付けをしておしまい。独身時代、あれほど大好きだった料理は、いまでは面倒なものになっていました。
そんな毎日に居心地の悪さを感じていました。
もっと料理をしたい、献立づくりもカットも味付けも、もっと楽しみたい!!
時間のなさを言い訳にして行動してきませんでしたが、昨日から料理欲が抑えきれず、妻と一緒に料理を楽しみたい気持ちでお昼ごはんをつくりました。
メニューは、「白米」「白菜と豆腐のみそしる」「キャベツの漬物」「マリネした豚肉とサツマイモの炒め物」。
個人的に、オリーブオイルやハーブで浸ける系の料理(マリネみたいな)が好きなんですよ。豚肉とサツマイモの炒め物は、
・豚肉(今回はこまぎれを使用)を、オリーブオイル、レモン汁、玉ねぎすりおろし、にんにくチューブ、バジル、ブラックペッパー、塩で1時間ほど浸ける
(にんにくチューブの無造作ぶりが、ちょっと、まあ、アレですが)
・フライパンでマリネした豚肉を炒めて、火が通ったら皿に移しておく(A)
・サツマイモを皮付きのまま食べやすい大きさに切り、レンジでチンして柔らかくしておき、フライパンで5分ほど弱火で炒める。
・Aをフライパンに戻し入れて、ちょっと炒めて完成
仕上げにバジルをトッピング。
妻は「美味しい、美味しいよ〜!」と喜んでくれました。
妻がニコニコする姿を見られて、僕はとっても嬉しかった。
12月14日(土)は、僕らの5回目の結婚記念日。
出会えたことは奇跡だし、いまもお互いを好きでいるってステキなことだよ。
付き合い始めのころのように、僕は妻との食事の時間を大切にするんだ。