面白い人生なんてなくて、面白く生きられる人がいるだけだと思うんだ
今朝、いつものように朝6時台に息子をベビーカーに乗せて散歩した時、ふとこんな言葉が浮かんで、iPhoneのメモ帳に音声入力しました。
面白い仕事とか、面白い人生っていうのは存在しない。仕事を面白くできたり、人生を面白く生きられたりできる人がいるかいないかなんだ。
どうしてこんな言葉が出てきたのかはわからないです。寝不足で半分寝たような状態だったからかな。寝かかった時に、夢か現実がわからないことってありますよね?あんな感じだったのでしょう。
そもそも「面白い」って?
6月上旬から、息子の夜泣きと早起きで夫婦ともに寝不足で、なんだか毎日何かに追われているような感じでした。
この手がダメなら、次の手だ!と思って、次々と対策を講じても結果は芳しくない。ここに寝不足が重なって、なかなか前向きになれない。そんな感じなのかな。
こういう気持ちに余裕がない時って、何か面白いことを欲するんですね。ちょうど仕事の幅を広げたくて、仕事募集のエントリを出しました。文章には明記していませんが、「自分にとって面白い仕事」をイメージしていました。
そもそも「面白い仕事」や「面白い人生」って何でしょう。冷静に考えたら、人によって違うはずです。
スリルを求める人もいるだろうし、逆に安定を求める人だっている。自分の裁量で進められるパートが多い方を好む人もいれば、言われたことを淡々とやりたい人もいる。
僕にとって、今どんな気分でいるかは、今何をしているのかよりも重要
何を面白く感じるかは、人それぞれです。僕の場合は、仕事の内容とか、その時に何をしているかよりも、「どれだけ良い心持ちでいるか」が重要なんですね。そう、「どれだけワクワクしていて、わー最高に楽しい!」という子どもがはしゃぐような状態でいることが大切なんですね。
3年前、失業して療養していた時、やることなすこと、目の前のこと全てが面白かったことを思い出しました。このブログに当時の心境を綴っていました。
療養生活で思ったのは、「いい気分にしてくれることは身近にたくさんあるんだな」ということでした。
朝日が美しいとか、小鳥のさえずりが聞こえるとかは、とるに足りないことだと思っていたんですよ。でも心身を休める生活を送る中で、そんな「とるに足りないこと」が自分をいかに幸せな気分にしてくれるのかに気がついたのです。
不思議だよね。仕事はないし、将来どうなるかわからないのに、今が楽しい!と思えていたのだから。そう、僕にとって今どんな気分でいるかは、今何をしているのかよりも重要なんだ。トップ画像は、多摩川の土手から撮影した夕方の空。この日の日中は雨が降っていて、夕方になって晴れ間がさしたのだけど、美しい輝きに感動して写真を撮ったんだ。
自分をいい気分にしてくれることをやってみよう!
面白い毎日、面白い仕事、面白い人生なんてない。僕が毎日を、仕事を、人生をどれだけ楽しい気持ちで向き合えるか、それにかかっているのだと思います。
そうとわかったら、さっそく楽しいことをしてみる!美味しいコーヒーを入れ、楽しい対談記事を書き上げ、noteを書き、新規ご依頼の原稿の材料集めと構成をしよう。