妻とおうち居酒屋風ごはんを食べる
ねえねえ、今夜はおうち居酒屋風ごはんにしようよ!
妻がニコニコしながら発した一言を受けて、夫婦で近所のスーパーに行き、材料を揃えました。
妻がおうち居酒屋をやりたいと思ったのは、妻が大好きなカマタミワさんの本『ひとりぐらしこそ我が人生』に書かれていたからでした。たしかに居酒屋のごはんって、美味しいんだよね。いろんなメニューがあって、テーブルにたくさん並んでいて、「次は何を食べようかな」と心が躍ります。
いつもは息子が食べられるものを中心に献立を考えるのですが、今日はご近所さんが息子を預かってくれたので、夫婦だけの好みでごはんが食べられます。
妻が考えたメニューは、こちら!!
スーパーで買ってきた材料を広げて、妻と一緒にキッチンに立って料理をします。肩を並べてごはんを準備する時間は楽しくて、気持ちが落ち着きました。付き合いたてのころ、僕の部屋で料理をした日のことを思い出しました。
いま世の中は感染症や経済の悪化のことで持ちきりで、ネットにある情報を見て不安になってしまいます。もちろん危機に備えることは大切なのだけど、毎日のようにネガティブな情報に触れると疲れてしまう。
妻と一緒に過ごす時間は僕にとって心の支えになるし、エネルギーが充電される。手羽先をオーブンにセットする妻の横顔を見て「かわいいなぁ」と思って、ドキドキしました。
ふたりのおうち居酒屋風ごはんの完成!
なんだか居酒屋っぽくないですか?箸置きを使うなんて、最近ではめっきりなくなりましたね。息子が「これなんだろう?」「ピッピ(鳥のこと)だ〜」と言っていたずらする姿しか浮かびません。
ふたりしてあまりお酒を飲まないので、お水で乾杯です。
ちょっとだけメニューをご紹介します!
まずは、福岡の名物(?)「山芋鉄板」
僕が育った神奈川では見たことがなかった料理です。結婚挨拶で福岡出身の妻の実家に行ったとき、博多駅近くの居酒屋で食べて以来、大好きになりました。妻曰く、「福岡の居酒屋ならたいていあると思うよ」とのこと。
すりおろした山芋に卵とだし、醤油を加えてフライパンで火を通すだけ。とろーりとしていて、ポン酢につけていただくのが最高ですね!
つくりかたは、こちら。
「鶏めし」
2歳の息子も大好きなメニュー。鶏もも肉を細かく切って炒め、ささがきしたごぼうと合わせて甘辛く似た具とごはんを混ぜます。シンプルな味なのだけど、癖になる。
「ネギたっぷりのだし巻き卵」
こちらは妻が作ってくれたメニュー。妻はだし巻き卵や煮物、漬物などがとっても得意。箸が進んで、あっとういまに食べてしまいました。
今夜息子はご近所さんのお宅にお泊まり。妻とふたり、のんびり過ごそう。