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子どもの成長は、ゆっくり、はやい

息子に外で歩く練習をさせるため、ベビーカーから地面に降ろすと、彼はキャッキャ言いながら土の上をトコトコと歩き始めました。

先週は靴が苦手でほとんど歩けなかった息子が、いまはひとりで歩けている。

親になって驚くことは多いですが、中でも子どもの成長のはやさにびっくりします。昨日までできなかったことを、いまできるようになっている。思えば子育てでは、そんなことの連続でした。

ハイハイにしても、つかまり立ちにしても、ちゃんとできるようになるまでには時間がかかりました。何度も何度もチャレンジして、ちょっとずつうまくなって、ある瞬間にパッとできるんです。

一度できたら自信が出るのか、それともうまくできるのが楽しいのか、どんどん上手になってきます。

一週間前は不安で僕の手を離せなかったのに、今日は「パパ、僕の邪魔をしないでよ!」と言わんばかりに手を振り切って走り回っています。

子どもの成長って、ゆっくりだけど、とってもはやい。くずぐずしてると、成長の瞬間を見逃してしまうんです。

「まだできないだろう」と思っていても、次の瞬間にできるようになってる。寝返りを打つ前やハイハイをする前の状態に戻ることはもうありません。

いま息子は「じゃあじゃあ」とか「ぶーぶー」などと声を出しています。きっとそのうち、はっきりと言葉を発して、僕と言葉を使って会話をするようになるのだろうなぁ。

息子のいまを心に刻んでおこう。

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