ちゃんと愛情伝わってる？【愛の表現方法】５タイプ

人の考え方がそれぞれ違うように、愛の表現方法も人によって違います。
そしてその愛の表現方法は、結婚カウンセラーのゲーリー・チャップマンによると５つの基本のタイプがあります。

よく、「自分がされてうれしいことを相手にしなさい」と言いますが、
愛情表現という点では、あまり有効ではありません。
自分がされてうれしい愛情表現が、相手にとってもうれしいとは限らないのです。

それは、お互いの愛情の表現方法タイプが違うから。

カップルがお互いの表現方法を理解していないと、
愛情をうまく受け取れなかったり、相手に伝わらなかったりと、
すれ違いが生じます。

相手に愛情を伝えたいなら、相手の愛の表現方法で表現すればいいのです。

そうすれば、驚くほどコミュニケーションがスムーズになります。

愛の表現について知り、学び、積極的に相手の表現を取り入れて、
パートナーとより良い関係を築いていきましょう。

◆５つの愛情表現タイプ

１.「肯定的な言葉」タイプ

愛情表現は、肯定的な言葉。
相手をほめる、感謝する、素直に愛情を伝える、励ますなど肯定的・好意的な言葉を語る人。

２.「スキンシップ」タイプ

愛情表現は、スキンシップ。
お互いの体に触れ合うことで愛情を伝え合う人。

３．「時間共有」タイプ

愛情表現は、邪魔の入らない上質な時間を相手と過ごすこと。
一緒に何かをする、しっかり耳を傾けて会話をするなど、一緒に親密な時間を過ごすことが大事な人。

４．「プレゼント」タイプ

愛情表現は、プレゼント。
自分のことを考えてプレゼントを選んでくれたことに価値があり、プレゼントを目に見える愛の象徴として捉え、大切にする人。

５．「奉仕行為」タイプ

愛情表現は、相手が望むことをすること。
相手のために相手のしてほしいことを実際にすることが大事な人。

◆愛の表現方法のすれ違い

あなたは、恋人へのサプライズプレゼントを用意しました。
きっと喜んでくれるだろうと恋人のことを考えてプレゼントを選び、
どんな反応をするだろうとワクワクしながらプレゼントを渡しました。
恋人は「ありがとう」と言って受け取ってくれましたが、あっさりした反応でした。大きく喜んでくれると期待していた私は少しがっかりしました。

この場合、あなたの愛の表現方法は「プレゼント」です。
そして、相手の表現方法はプレゼントではありませんね。

相手の愛の表現方法を知っていたら、あなたは恋人がもっと喜ぶカタチで
愛を表現できたでしょう。

逆に相手も、あなたの愛の表現方法が「プレゼント」だと知っていたら、
そのプレゼントを単なる「モノ」ではなく、「あなたの気持ちの詰まったもの」として受け取れたでしょう。

◆まとめ

いかがでしたか？愛の表現方法は１つではなく、５つの基本的な表現方法があるのです。

最初は幸せだったカップルも、お互いの愛の表現を知らないと、
すれ違うことが多くなるでしょう。

自分の愛の表現方法しか知らないと、パートナーの愛情表現に気づけなかったり、愛情表現をしているつもりなのに相手に伝わらなかったりするからです。

だから、愛の表現方法が人によって違うことを知り、ほかの表現方法を理解することは、パートナーとの関係を深める上で、とても大事なことです。

愛を深めるには努力が必要。愛の表現の５つの基本のタイプを学び、相手の望む愛の表現をして、パートナーとより良い関係を築いていきましょう。

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