男女の好印象を与えるLINE術
株式会社IBJは『⽇本結婚相談所連盟』に登録する結婚相談所の会員1,875人に「恋人とのLINE」に関する意識調査を実施しました。
【調査結果】
✔ 1日における、恋人との理想の連絡回数は「2~3通」と回答した方が過半数!「3~4行の程よい長さ」の文章を好み、好感を抱く時間帯は男女ともに「夜」が6割超。「朝」や「夕方」を好む声も多い。
✔ 男女ともに「何気ない内容」のLINEに好感を抱き(24%)「簡素な内容」を嫌がる(23%)。男女別の特徴として、男性は「絵文字付き」のLINEに好感を抱き、「返信が遅い」のを嫌がる傾向。女性は「おはよう等の挨拶」LINEに好感を抱き、「何度も送られてくる」LINEを嫌がる傾向。
✔ 男性の「アップの自撮り」アイコンは女性ウケNG。「風景写真」や「動物」「趣味」等の”お顔ではない”アイコンに好感を抱きやすい傾向が。
✔ LINEがきっかけでお相手に冷めた経験がある方は、男性4割、女性6割にのぼる…!
(株式会社IBJ調べ)
■恋人とのLINEの理想は?
・一日の理想の連絡回数・・・2~3通 (50.2%)
・好印象なボリューム(文章量)・・・3~4行(84.1%)
・好印象な時間帯・・・男性の回答 夜(68.9%)
女性の回答 夜(64.8%)
一日の終わりに連絡をしたい人が多数。朝のおはようのLINE、仕事が終わっって落ち着いた時間のおやすみのLINEなど、1日に2~3通、3~4行で会話のやりとりをするのを好む傾向。
お互いに様子がわかり、負担にならず続けられる、ちょうど良い頻度と思う人が多いようです。
・好印象を受けるLINEの内容・・・
男性1位 「何気ない内容」のLINE
男性2位 「絵文字付き」のLINE
男性3位 「お誘い等用件」のLINE
女性1位 「何気ない内容」のLINE
女性2位 「お誘い等用件」のLINE
女性3位 「おはよう等の挨拶」のLINE
・悪印象を受けるLINEの内容
男性1位 「簡素」なLINE
男性2位 「返信が遅い」LINE
女性1位 「簡素」なLINE
女性2位 「何度も送られてくる」LINE
男女ともに、好印象、悪印象の1位は同じ結果でした。
聞いたことに「うん」と一言だけで返すなど、簡素すぎるLINEは悪印象です。興味がない、話したくないと相手を不安にさせることもあるので注意しましょう。
特別なことがない日でも、日常の何気ない内容をLINEしましょう。
ただあまり長い「俺通信」みたいな今日の報告はNG。
LINEはコミュニケーションのツールです。一方的な報告にならず、会話のキャッチボールになるように気を付けましょう。
■LINEがきっかけで冷めた経験
男性4割、女性6割がLINEで冷めた経験あり。その理由は?
・(笑)を多数語尾につけられると、馬鹿にされているように感じたり、保身や卑下の意図を感じて必要以上に不快になってしまいます。「ご飯行きませんか?(笑)」など。笑顔の意図であれば絵文字顔文字を使ってほしいです。(30代女性)
・どんなに盛り上げようとしても相手からは一言返信で、一問一答のような全然盛り上がらない素っ気ないLINEだった。(30代男性)
・早朝や深夜など、時間帯を気にせず送ってくることに嫌気がさし、非常識だと感じた。(30代女性)
・初回のデートでいきなり高級な焼肉、お寿司、中華などをリクエストされた。(30代男性)
・執拗な回数、毎日十数件、長文LINEがくるだけでなく、「こうするべきだ」等、思い通りに私を動かそうとする内容が送られてきたから。(40代女性)
・自分のことばかり報告してくる俺通信や、会社の愚痴を送られ、こちらの気が滅入ってしまいました。(30代女性)
・😅😄😁😆❗❓絵文字のおじさん感、あいさつと日記のようなLINEだった。(20代女性)
・過去と比べて、文章量や内容の質が明らかに落ちていると感じた。(30代男性)
・『こんにちわ』や『ぢゃぁ』など正しくない日本語が気になってしまいました。(20代女性)
■まとめ
男女別に好むLINEの傾向を見てきました。特に女性はLINEが冷めるきっかけとなっています。
男性はLINEを連絡の手段と、女性はコミュニケーションの手段ととらえる傾向があります。
大切なのは、ここでの結果を参考にしつつ、相手に合わせて対応すること。
男女の考え方の違いや、相手の個性に合わせて、LINEをやり取りしてみましょう。
相手の都合のよい時間帯、LINEの返信のテンポ、ボリュームなど、何度かやり取りしたり話しているうちにわかってくるはずです。
お互いがやりとりしやすいペースが見つかれば、LINEがスムーズにいかないストレスが減ります。
また仕事で決まったパターンがあれば、忙しい日はLINEの回数や時間を変えたり、体を気遣うなど相手を思いやった内容のLINEを送るのもおすすめです。
自分のことを気にかけて気遣ってくれるのはうれしいもの。さりげない気遣いができれば、「自分に合わせてくれてるな、気遣いのできる人だな」と相手のあなたへの印象もアップするでしょう。
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