買い物に疲れている人へ「なぜそれが買われるのか?」を読んで。

あなたは、日々の買い物をするときに「選ぶのが面倒だな。なにが良いのかわからない。」と思うことはありませんか?
そして、いっそのこと「誰か選んでくれないかな」とおすすめしてくれる人を求めていたりしてませんか?まるで、ネットで買い物すると「あなたにおすすめ」という表示に惹かれるように。
こういった思いを抱いている人が、現代社会では増えています。買い物は楽しいものだと先入観を抱きがちですが、時代が移り変わったことによって、楽しい買い物ができる機会が減ってきているのです。
その原因は、
・情報が溢れすぎていること
・日々の生活が忙しく選ぶ時間が限られていることに
起因しています。

今回読んだ「なぜそれが買われるのか?」は、買い物疲れを引き起こしている人が読むと、思わず「そうそう、そういうこと!」と納得する内容が書かれています。
イチから購入したいものを選ぶのではなく、ある程度の枠を決めてほしいと感じている人は増えています。
特に、製品ラインナップが多岐に渡る製品やレビュー、口コミサイトが豊富にある家電製品などはその傾向が高いことが指摘されています。選びきれないからこそ、家電芸人などのある一定の枠やおすすめをしてくれる人物が重宝されているわけです。
本書の意図は、消費者に買ってもらうための戦略本として書かれていますが、買い物疲れを起こしている消費者自身が読んでみても非常に参考になることが書かれていると思います。

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