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「いい部屋の日」に決めたシンプルルール
朝起きたら、部屋が荒れていた。
夜中にきた誰かの所業ではない。
荒らしたのは、わたし。
この間書いたnote『新年の魔法が解けつつあるわたしたちへ』で、途中にしておくことが苦手という話をした。
読みかけの本、作業で参考にしている資料、購入検討中のカタログたち。
終わった!という感覚もないものは、つい出しっぱなしにしちゃうんだよね。
「途中がにがて」の悪影響は、気持ちだけじゃなく、部屋の乱れにも及んでいる。おそるべし。
やっぱり、途中はにがてだ。
大きく影響を受けている元同僚の友人・あゆちゃんは、少ない持ち物をきちんと把握してすっきりと暮らしている生活上手だった。
職場も、部屋も、すっきりしている。
季節の装飾を楽しむなど、ただものが少ないだけじゃなくて、持っているものはどれもちゃんと生かしている。むだなものがない。丁寧に暮らすってこういうことなんだろうなって、家におじゃましてごはん会をする度思っていた。
あゆちゃん曰く、部屋を保つために意識していることは「出したら戻す」。
あたらしい持ち物は、部屋のなかでの置き場を決める。
そのあとは、出したら戻す。担当している小学1年生たちにもそう教えている。ただこれだけとのことで、部屋は散らからない。
よくできた仕組みほど、シンプルなルールで動いている。
たとえば、魚の群れ。スイミーみたいなリーダーもなく、コミュニケーションをとることもしないのに大きな魚みたいに集団で動けるのは、近づきすぎない・距離を一定に保つ・周りの魚と並行して動くの3つだそう。まさかと思うけど、たしかに3つを守れば急にあの集団のなかに入ることになってもちゃんと動けるイメージができる。
ルールを決めたら、あとはちゃんと守るだけで秩序は守られる。
わたしの部屋は、1日で急に荒れたわけじゃない。
ルールを小さく小さく破り続けたから、気づいたらこーんなことになってしまった。
いきなり全部を戻すのは心が折れそうなので、「ふつうに暮らしながら、目についたものを少しだけ多く片付ける」というルールで1日過ごした。
結果、ムリしてないのにかなりすっきり。うれしい!
いいことも悪いことも、結果は小さく続けたことの積み重ねよね。
1月18日は「いい部屋の日」らしい。
日が暮れるころ知ったのだけど、ちょうど部屋との付き合い方を見直す日になった。
きっとこれも何かの縁なので、シンプルルールを小さく守ってわたしにとっての「いい部屋」づくりを楽しんでみる。
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