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叶え組みたいな夢組のわたしにとって、インタビューは探検だ

今日は、ある会社の座談会をインタビューするというお仕事をした。

3名のお話を聞いて、それを記事にまとめる。

インタビュー、すごく好き。

正確にいえば、人の話を深掘って聴くことが好き。コーチングが好きなのもきっと根っこは同じ理由。

人のお話を聞かせてもらっているときは、相手の頭とか心のなかのトンネルを奥へ奥へと掘り進めている感覚。

始めは本人の道案内で舗装された道を進んでいく。話しているうちにだんだん道が細くなってきて、舗装されていない砂利道になる。通ったことのある人はだんだんと少なくなる。

わたしがいきたいのはその先で、その人のなかでまだ誰も通ったことのないところ。

もしかしたら本人すら通ったことのない場所を、少しずつ掘って掘って進んでいく。

すると時々、ものっすごい宝物に出会えることが。

それは例えば、「そっか、この道とこの道は実は奥でつながっていたんだ!」って、小学校の帰り道に秘密の近道を見つけたときみたいなこと。

またあるときは、道もない場所を草をかき分けながらなんとか奥に進み続けたら、とつぜん宝箱を発見してしまうゲームの主人公みたいなことだったりも。

なにはともあれ、「発見」はわたしのごほうび。発見した暁には「これ、わたしが見つけたから持って帰ってもいいよね?」と言いながら帰って、手にとって大事に眺めつづける。そんな感じ。

今日は、社員さんたちの職場への思いがそれぞれすばらしくて、それを聞けただけで、こんな思いで働いている方たちがいるんだ! って知れただけで仲間に入れてほしくなってしまった。記事にするの、楽しみだなぁ。



そんなわたしは、ほんの30分前まで自分を「叶え組」だと思っていた。

桜林直子さんの著書『世界は夢組と叶え組でできている』の、叶え組だ。

「これ」といって絶対に叶えたい夢をもっている訳ではないわたしは、叶え組なんだなぁと思っていて。

ワンピースだったら、「海賊王に、おれはなる!!!!」っていうルフィの話を聞いた瞬間、「えっ何それ楽しそう!わたしも手伝う!」って言って船に乗りこむタイプ。昔からずっとそうだった。やりたいことがある人につい惹かれがち。

が、今日インタビューをして、その熱量を帯びたままnoteの世界は「夢組」と「叶え組」でできているを読み返したら、わたしってば一人で夢組であり叶え組なのでは?って考えが変わってしまった。

だって、改めて読み返したら、桜林さんの夢組と叶え組の分け方がわたしの理解と違っていた。

夢中になる能力がある「やりたいことがある人」を「夢組」だとしたら、やりたいことがない人は「叶え組」だ。


ハマりやすくて、すぐ夢中になっちゃうわたしのやりたい!は「好きな人たちの『やりたい!』を叶えたい」。

なんと、夢組でありながら、その夢が「叶えたい」だったんだ。

だから、インタビューをしてお話のなかからお宝をゲットしたら、その話をついほかの人にも言いたくなる。

心の中では「みなさーん、聴いてくださーい‼」ってそこら中の人に届くようにメガホンをもって大声で呼びかけているような気持ち。

「実はこんなことがやってみたくて」って聞いてしまったら、「え、それ、ぜったいやった方がいいですよ!叶えましょう!わたし、できることなら何でもやるんで!」って気持ちにすぐなってしまう。


今年は年始から始めたデザインをメインにしていた。が、思うところがあってここ1か月くらいは、ライティングの仕事の割合を増やしている。

なかでも、意識して増やしているのがインタビューや取材ができるお仕事だ。

単に文章を書きたいんじゃないなとはうすうす気づいていたけれど、まさか夢組として自分の「やりたい!」を叶えていたなんて。

これが分かったからには、この先はインタビュー含む取材ができるお仕事をたくさん増やしていきたいなぁと思っている。

あー、今日のインタビューも楽しかった!



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ゆこ|日めくり偏愛
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