ペンの色にはちょっとこだわっていたんだった
普段持ち歩いているのは4色ペン。黒は入っていない。
メインで文字を書く用のブルーブラック。インクはuniの0.38。メモ魔なことも相まって何本使ってきたかわからない。今販売終了になったら困るもの第一位かもしれない。
そのほかに入れているのが、赤・紫・黄色。
こんな4色ペンどこにもないので、リフィルが選べるスタイルフィットを愛用中。ホルダーは紫一択。
こだわりって、あまりないタイプだなぁと思っていたけれど、先日、再開した友人に「あ、やっぱりインクその色なんだ」と言われて気が付いた。
これはもうこの先もずっと、譲れないだろうなと思う。
ブルーブラックのインクに出会ったのは、社会人一年目のとき。
同期の3分の2くらいは年上で、その中の一人のお姉さんが出張の研修でブルーブラックのインクでメモを取っていた。
「文字を書くのは黒!」と思い込んでいたので、ハッとした。彼女の少しくせのある文字によく似合っていたし、すごくおしゃれだと感じた。
黒いペンは必要な仕事だったので、ブルーブラックのペンも合わせて持ち歩くようになった。
転職してからは、黒で文字を書かなければいけない場面がぐっと減った。
少し前までは5色ペンを使って、今の色+黒を入れていたけれど、ブルーブラックを20本は入れ替えたと思うが、黒は最初にいれたままだった。
「黒って、なくても生きていけるな」と思って以来、黒いペンは持ち歩いていない。
ブルーブラックでメモをとると、文字をびっしり書いても柔らかくみえるからいいですよ。
ほかの3色は、愛してやまなかった今はなきグループのメンバーカラー。
これまで、単色で好き・好きじゃないっていうのはあったけれど、「この組み合わせが好き」って思ったはじめての組み合わせだった。
赤・青・黄色みたいに、そんなに多く見かける配色じゃないから、この組み合わせのものを見るとつい買ってしまう。
うちのカギに付けているキーホルダーも、ずっとこの色。
彼らは解散してしまったけれど、何年経ってもこの3色が揃うとやっぱりときめきます。
そういえば、多色ペンって昔は苦手だった。
それを、「手帳に色分けして使うと効果がありますよ」って実践しているのを教えていただいて、それからマネするようになった。いいなって思ったのよね。
ペンに限ったことではない。
好きな人・いいなと思う人・憧れている人の「いいな」を少しずつ取り入れて、今のわたしはできている。
昔からずっと、好きな人の好きなものが好きなんだ。わかりたくて、わたしも好きになりたくて、調べて勉強してしまう。
(ゲッターズ飯田さんの五星三心占いでカメレオンなのが影響していんだろうか。カメレオンなだけに、真似が上手という特徴が紹介されていた気がする……)
ペンのことだって、指摘されるまですっかり忘れていた。
好きな人の好きなものがわたしの好きにもなって、だんだんに馴染んで、自分をつくる一つの要素になっていくのって、なんだかいいな。