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NETFLIXから学ぶ、”あなたの成長を促すエッセンス”

「最高のチームの中で、あなたの成長を促すために。」


誰だって何かしらの組織や集団に所属しているものだ。

会社、コミュニティ、サークル、部活。

そして、家族。


「私は、何の組織にもつながりにも所属していません!」

という人はなかなか珍しい。

そして、誰しもが思うだろう。

「どうすれば、このチームのメンバーが“自由”に伸びと伸びと活躍しながら、一方で“責任”を持ってチームに貢献しれくれるのだろう。」


そのヒントは、ある会社を学ぶことで知ることができるかもしれない。


NETFLIXだ。


そこで今日は、NETFIXのCEOリード・ヘスティング著作の『NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX 』から、

あなたの成長を促すために学べるエッセンス。

について、読者の皆さんに紹介していきたいと思う。

■NETFLIXの躍進

NETFLIX

今となっては、この社名を聞いたことがない人は少ないだろう。
動画ストリーミングサービスで世界トップの会社である。


読者の皆さんも、

全裸監督、ストレンジャーシングス、13の理由。

中には、テラスハウス観てました。

という人もいるかもしれない。


一方、どれだけNETFLIXがすごい会社なのか、是非ここも知っておきたい。

2019年度年間売上:2兆7百億円
2019年度営業利益:2678憶円
2019年度営業利益率:12.9%
会員登録者数:2億人。

会員登録、、、2億人って。
日本の人口の倍ですやん。。

NETFLIX 業績

Strainer :Netflix, Inc.の業績推移
(引用)https://strainer.jp/companies/8711/performance

nextfilx 会員数

Live Computing Inc. BLOG
(引用)https://livecomputing.co.jp/blog/subscription-case-studies/netflix-subscribers/


たった10年で10倍に会員者数を増やしてしまったのだから、とんでもない企業というわけだ。

更に、2020年アカデミー賞ノミネーション24件、2021年アカデミー賞ノミネーションも最多になるのではないかと言われている。


“超イノベーション企業“だ。


だからこそ、もし読者の皆さんがNEXTFLIXの映画やドラマを一気観するだけで、その企業の内実を知れないとすれば、、、、


それは、もったいないかもしれない。


なぜ、NEXTLIXはこんなに大成功したの??


そこには、何かしらの組織やチームに属している、誰もが学ぶべき、大事なエッセンスがあったんです。

そう、“自由”と“責任”の企業文化。


それが、NETFLIX大躍進の秘訣です。

まずは、その第1条件。

能力密度についてです。


■最高の環境に身を置こう。


もし、あなたが今いる組織の生産性高めたい、強いチームを創りたい。


そう心の底から思っているなら、、、決断してください。


最高の人材だけを組織に残す。



ということを。


心が痛むかもしれませんが、怠け物、中途半端にできる人、ネガティブな人には、Noを突きつけないといけません。


なぜなら、パフォーマンスは伝染するからです。


こんな実験があります。

ある大学生を4人ずつのグループに分けマネジメントに関する課題を45分間を与えました。そして、いくつかのグループには意図的に、1人の「怠け者」「悲観論者」「嫌な奴」を潜り込ませて長期に渡り課題に対するパフォーマンスを調査。


実験結果、「怠け者」「悲観論者」「嫌な奴」がいるグループのパフォーマンス(成績)は、30%から40%低下しました。


ウイルスと一緒で、パフォーマンスも伝染してしまうんです。


いやいや、そんなこと言われたからといって私にはそんな裁量も権限もない。。


そう思っている方。


ちがーーーう。


僕が言いたいのは、そこじゃない。


あなたは、自分を最高の場所に身を置くように意識していますか??


ということです。


なぜなら、それがあなたのパフォーマンスに影響を及ぼすから。


会社に対して愚痴を言う同僚と一緒に飲み会に行くようになってから、あなたも会社に対して不満を持つようになっていませんか??


みんなで全国大会行こうぜ!!って意気込んでいたのに、「地方大会ベスト4で十分だろ。」という悲観論者の友人に耳を傾けるうちに、あなたも全国大会を諦めていませんか?

こどもを塾に通わせたものの、自習室で怠けがちな友達と仲良くなってから、自分のこどもも自習室で真剣に勉強に取り組まなくなっていませんか?


確かに、あなたには組織の人事を決める決定権はないかもしれない。


でも、少なからず自分の身、もしくは自分のこどもたちの身をどこに置くかは、あなた自身が決めた方が良い。


そして、どうせ置くなら


その組織の中で最高の人、尊敬できる人と一緒に仕事や活動ができる環境に身を置こう。


それが、結局あなた自身の人間的な成長にもつながるはずである。


■率直なフィードバックを促す。

第1条件。
組織やチームに最高の人生を残す=能力密度を高める。

もしくは、自分を
尊敬できる人や優秀なメンバーと同じ環境に身を置く。


ことができたなら次のステップ。


お互いに率直なフィードバックを行おう。

社内でお互いに対する率直なフィードバックが増えるにつれて、フィードバックにはもうひとつ大きなメリットがあることに気づいた。仕事のパフォーマンスを新たな次元に高めるのだ。


みんな思うよね、、、そんなフィードバックなんて簡単にできるもんでもない。。だって、、、、

失礼な奴だと思われる。
自分のキャリア(昇格)に影響が出る。
協調性がないと思われる。
ギスギスした雰囲気にしたくない。

って、みんな思うから。
ただ、NETFLIXはそうじゃない。

ネットフリックスでは、同僚と違う意見があるとき、あるいは誰かに役立ちそうなフィードバックがあるときに口にしないことは、会社への背信行為だとみなされる。

すごっ。。NETFLIX。

CEOのリード・ヘスティングも会議中の態度について会議に参加していた社員からフィードバックを受ける、そんな文化が醸成されているのだ。


もし、そんな文化をあなたも自分の組織に持ち込みたいなら、第1にやるべきことは、

あなた自身が周りからのフィードバックを受け入れることだ。(上司が部下のフィードバックを率先して受け入れる。)


耳が痛い。。という人も多いはず。僕もそんな一人だ。
ただし、誰もが理解しているはずだ。フィードバックは自分を高めることに役立つと。


僕も実践してみようと思うが、勇気を持ってこう言おう。

「何か、自分に対してフィードバックはありますか。」

もし、あなたがその言葉を聞いた相手だとしたら、

“こらしめてやろう。“
“プライドをへし折ってやろう。”

なんて思うだろうか、むしろ

“自分の成長に対して誠実な人だな、何か良い言葉はかけてあげたい”

と、その相手のためになるフィードバックを考えるのではないだろうか。

勇気をもってフィードバックを受け止めることは、あなたの人間としての成長を促すかもしれない。

そして、NTEFLIXにはフィードバックを伝える、受け止める時の4つのガイドラインがある。

伝える側
1、相手を助けようという気持ちで。(Aim to assist)
2、行動変化を促す。(Actionable)
受け止める側
3、感謝する(Appreciate)
4、取捨選択(Accept or discard)


これがフィードバックのガイドライン。
フィードバックは、文句、さらには反対意見でもない。

相手を助ける、そしてそれが行動変化につながることが前提だ。
だからこそ、受け止める側は感謝する。

それが、フィードバックループの良い循環を生み出してくれる。

あなたのお子さんに、

「勉強しなさい!!」

というのはフィードバックではない。

「漢字の勉強辛いよな、お父さんもすごくわかるよ。でもね、漢字が読めるとたくさんの本が読めるようになる。
お父さんは、本からたくさんのことを学んだ。だから、漢字を学ぶことは大切なんだ。一緒に、10分だけ勉強してみないかい。」

これが、フィードバックだ。

みなさんも是非、4つのAを実践して、自分の組織やチームに良いフィードバックループの循環を生み出すことにトライしてみはどうだろう。

■まとめ

さてさて、本日はNEXFLIXのCEOリード・ヘスティング著の『NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX 』から、

一人一人の人間的成長を促すためのエッセンスを読者の皆さんと考えてきました。

結論、僕は述べたかったことは3つ。

1、自分自身が身を置く環境に気を配り、最高のメンバーと共に過ごそう。
2、自分自身のフィードバックを勇気をもって受け止めてよう。
3、フィードバックの4Aガイドラインで、チームに好循環のフィードバックループを生み出そう。

の3点です。

経営者向きの本なんでしょ。
いわゆるビジネス書だから私には関係ない。
NETFLIXは視聴すだけで十分。

と、考えていた方。


そんなことないですよ!!


企業の責任者として採用や人事権がない方でも、あなたの成長にとって大切なエッセンスが本書には詰まっています。


明日、

「ごめん、ちょっとオレにダメ出しっていうか。フィードバックあれば、教えてくれないかな。」

と、あなたの同僚や部下に伝えることは誰にでもできることです。(Actionable)


「最高のチームの中で、あなたの人間的成長を促すために。」


本書を手に取ってみるのも良いかもしれません。


では、また来週!!








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