ビジネス文章スキルでも小学生レベルの国語が重要!!
今はビジネスにおいて文章を書いたり、文章で何かを伝えることの大切さを感じることが多いのですが、それと共に文章スキルの未熟さを実感することも多くあります。
例えば20年前と比べると、ビジネスにおいてもプライベートにおいても口頭で伝えるだけでなく、ツールの多様性と共に文章で伝える機会が増えてきたかと思います。
電話をする回数よりも、文字で文章を書いて伝えるメールやSNSの回数の方が多い人がほとんどではないでしょうか。
少しくらい誤字脱字があったり、ニュアンスがおかしくても、仲の良いメンバーであれば問題なくコミュニケーションが取れたとしても、ビジネスにおいてはそうはいきません。
そんな文章スキルはすぐに上達するものではありませんが、私は良き先輩に恵まれました。
経営コンサルタント時代に、先輩から問題点を丁寧に指摘していただきました。
もちろん学校ではないので、ヒントをくれるだけで、後は自分で考え努力していかなければいけないのですが、このヒントがとてもありがたいのです。
課題を知るということは、上達へのステップが見えるということです。
しかし課題が分からないと、努力をしても手ごたえがないことが多く、モチベーションが上がっていかないことも多々あります。
そしてこの時に指摘してもらった課題は「主語と述語をしっかり書くように」ということでした。
言葉にすると恥ずかしい限りで、小学生レベルです。
でも意外に同じような人がいるのです。
現在の私は、仕事でも文章を書くことが多く、それ以外にもブログや電子書籍なども書くようになっていますが、周りを見渡すと「主語と述語がバラバラの人」が多くいるものです。
例えば・・・
それは、市場にあるお魚屋さんの売り上げデータ入力をしていました。
この文章っておかしくないですか?
はい、おかしいです。
主語は「それは」であるのに対して、述語は「入力をしていました」です。
主語と述語があっていないのです。
ではどうすればいいかというと・・・。
私は、市場にあるお魚屋さんの売り上げデータ入力をしていました。
もしくは・・・
それは、市場にあるお魚屋さんの売り上げデータ入力でした。
こうやって書かれると「そりゃ〜そうだよ〜」って思うかもしれませんが、こういうミスが意外に多いのです。
ビジネスにおける文章スキルを見直そうと思ったら、まずは小学生レベルの国語を見直すことが必要かもしません。
私はお恥ずかしながら、小学生レベルの国語を見直して大切にしています。
意外に人の文章を見ていると「おかしいな〜」って気づくことが多いものです。
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