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夏の夜に君と出会う

俺のnoteも書いてよって、君は言ってきた。
お望み通り書いてやろう。

タイトルだけ決めて、オチだけ書いてずっと下書きに入れてた。そうだな、そろそろこのnoteを完成させようかな。

もう遠距離恋愛しないって決めてたのにな。同じコミュニティの人とは付き合わないって決めてたのにな。年下はもういいって思ってたのにな。

でもそんなの関係なくなっちゃうんだよね、実際好きになると。

そんな君とは夏の夜に出会った。

あっという間に時間が過ぎてしまって、バイバイするのが名残惜しかったの今でも覚えてる。初めましての夜だったのにね。不思議。

初めての彼氏としてカウントさせて欲しいくらいなんだ、私にとって君とは。こんなにワクワクする恋愛初めてだった。全部が新鮮だった。

ずっとどこかで心残りだった元カレのこと、君のおかげで綺麗さっぱり忘れることができたのは本当に感謝してる。

毎日すっごい楽しくて、何一つ不満なんてなくて。そんな日々だったはずが、いつしか歯車が合わなくなって。もうちょっとお互い寄り添えたんじゃないかなとも思うけど、仕方なかったのかなとも思う。

そして冬の夜に君と別れる。
春の君だけ知れなかったな──

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