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権力があれば、多少の嘘ならまかり通る。
問題が起きても、「なかったこと」にすることくらい、簡単にできる。
学校という組織も同じで、先生たちは「保護者の1人や2人の訴えなら、どうにでもなる」と思っているのかもしれません。
被害者側がどれだけ訴えても、「証拠がない」「確認できない」「解釈の違い」と、うやむやにされる。
最終的には、学校にとって「一番都合のいい形」で話が収まる。
それを経験した被害者の保護者は、きっと少なくないはずです。
先生の言葉に込められた「暗黙のメッセージ」
学校の先生から、「私たちは権力に守られている」とでも言いたげな態度を取られたことはありませんか?
「そんなこと言っても、どうにもなりませんよ」
「学校の対応はこれで決まっています」
「どこに相談されても、同じだと思いますよ」
直接的にそう言わなくても、「どうせあなたたちにはどうにもできない」というニュアンスが伝わってくる。
それはつまり、権力を持っている側は「多少のことなら思い通りにできる」「大概のことは有利におさめられる」という暗黙のメッセージ。
保護者の訴えが届かないのは、学校側に「権力」があるから。
そして、先生たちはその仕組みの中で、無意識のうちにそれを利用していると感じます。
大人がこの状態だから、いじめはなくならない
大人が「強い側が勝つ」という構造を作り、それを当たり前にしている。
だったら、子どもの世界からいじめがなくなるはずがありません。
子どもたちに「いじめはダメだ」と言ったところで、何の説得力もないのです。