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第4回「行政とつながるフルコミカフェ」報告と第5回のお知らせ

「行政とつながる」ということで、文科省から時枝正和さん、教育委員会から井手司さん、を迎えて熱い議論を行いました!!!

また参加者も多種多様、豪華で、あらゆる知と経験が全国から集結しました。昨年4人で始まったフルコミも、こんなに発展してきたと思うとうれしい限りです。

前半は、文科省の役割や仕事、そして教育委員会の役割や仕事についてお2人の取り組まれてきたことをもとにお話ししていただきました。
ちなみに時枝さんが文科省でこれまで取り組まれた仕事はこちら💡

どれも超専門のお仕事を多岐に渡りされています

こんなお仕事をしていたんだ、と知らないことばかりでした。
本当に多岐に渡ることと、日本の大きな仕組みをどう効率化、最大化するかということに尽力してくださっていることが伝わってきました。

ちなみに参加者の中で「馳プランを実現したい!」と普段から強いをお持ちの方がいらっしゃっていたのですが、その「馳プラン」を書いたのが時枝さんでした👀出会えてお互いにとても喜んでいました。

時枝さんと井手さん、お2人の自己紹介だけですでに質問もたくさん上がり、会場の熱も高まり🔥
ビジョンが浸透するまでの時差の話、麹町中の実践の話、福岡市の学校における実践の話、学校差や地域差の話、課題分析の話…。
拡散したり収斂したりしながら進みました。
ゲストだけでなく、どの人の言葉にも力があり、頭の中がぐるぐる回ります。
(まだ自己紹介しかしていないのに…笑)

中身は超濃い話でも、和気あいあいと進みます

その後も
・学校は課題認識が苦手
・校長のマネジメント
・世間やメディアの認識
などについても話が及びました。

頭がいっぱいいっぱいになったので、一度グループワークを挟んで考えていることを吐き出してもらいました!
休憩もかねていましたが、休憩になっても止まらない対話。
オンラインも盛り上がっていました!

オンラインでは、
・アメリカや諸外国との学校文化の違い
・学校と企業のシステムの違い(←これは次回のテーマにつながりそうです!)
・国ごとの政治や宗教の関わり
などについても盛り上がっていました。

後半は、まずは時枝さんによる「正しく知る教員採用数」のお話。
教員不足は、10年以内に必ず解決するそうです。
それを、様々なデータをもとにお話ししてくださいました。

私たちは、よく知らないまま、批判したり判断したりすることがあるように思います。参加いただいた方が、会の終了後にSNSで報告してくれていましたが「正しく知る」ことの大切さがよくわかる時間となりました。

井手さんからは、「お釈迦様の手」の話✋
そしてカリキュラムをきちんと作ることの大切さ。
立花高校の先生も交えた、不登校や特別支援のお話。

本当に多岐ですね。

そして前半から含め、話題に上がったのは、教育業界における「言葉の定義」の課題。”働き方改革”、”評価”、”学習者主体”など、様々ありますが、そもそも考えていることがズレていて議論が成り立っていない現状もあります。
1つ1つ確認していく必要があります。

最後は質問に1分以内にバシバシ答えていただきました!
そして全員フルコミ宣言をして、会が終了となりました。

ご参加いただいた皆様の感想はこちらです👇

行政は、国全体や10年後を見て、いろいろ考えて決められているんだと感じました。(行政書士)

文科省 教育事務所 同じ教育会とはいえ、立ち位置も見る視点も違う方々のお話はとても刺激的でした。同じように、異業種の人々が教育というテーマを同じくして考えを交流できることの良さに、改めて気づきました。(スクールカウンセラー)

僕の原点に立ちかえることができた、そんな会でした。(個人事業主)

何をするのかではなく何のためにするのか、忙しさに忙殺されて忘れがちなこと、でも、何よりも大切なことに改めて気付かされまさした。(小学校教員)

文科省の方の仕事がわかり、教育委員会の方は、学校の総括をしてあることがわかりました。みんなでみんなを見る教育…みんなでのみんなは、学校だけではなく、子どもを取り巻く環境の家庭、地域も含まれていると考え、子どもたち、そして新任さんを育てていくようになって来たんだなと痛感しました。(小学校教員)

時枝さん、井手さんの話はもちろん勉強になったのですが、多様な職種の参加者のみなさんと交流できたことが、大変楽しかったです。
教員以外の方が、学校や教育について大きな期待や熱い思いを寄せてくれていることを知り、励みになりました。
校内だけで完結せず、社会とのつながりの中で実践できる教育の在り方を考えていきたいと思います。
本日はありがとうございました。(小学校教員)

学び:教育委員会と学校との繋がりはそんなに強制的ではない
気づき:既存の公教育システムの知識が乏しい(企業経営)

課題が本当に課題なのか、色々な視点で考え、見極めたり、解決の為に計画する大切さを学びました。
介入より伴走という言葉や子ども達は学習をデザインし、行き先や方法を調整し、飛びまわっているが、実は教師の手の中、それを気づかれないように導く事が大切を聞いて、このような考えは大切だか、実際にするとなるととてもとても難しいことだと感じました。
また、質疑応答の所で働き方改革の言葉の定義があやふやという話がありましたが、私の中では、介入と伴走の言葉としての違いが、分からなかった為、調べてその言葉に対しての自分の答えを探したいと思いました。
今回、全体を通して、考えを共有することや、知ることが大切とのことを学び、この事は日常生活と繋がっていると思う為、フルコミ宣言とは別で頭に入れておきたいと思いました。(大学4年生)

文科省の時枝さんの話が、全く知らない世界で興味深かったです。井手さんも時枝さんと同じく深い知見の元にお話しをされていて、なるほどなと思うことがたくさんありました。学校現場の方々と民間の方々があれだけお集まり、文科省の方と教育委員会の方の話を聞くというのは凄い光景だと思いました。全くのフラットな状態で話し合うというのも素晴らしいですし、文科省や教育委員会に対して変な感情を持っておられる方がいないという空気感が素晴らしかったです。(高校校長)

初めてフルコミに参加させて頂いて、こんなに安いのに話しの内容や登壇する方の質の高さにびっくりしました。また、参加される方の視点も素晴らしく、これだけの人が世の中のために考え、動いている事に驚きと嬉しさを感じました。教育について、学校について学び大き日となりました。ありがとうございました^^(個人事業主)

ちなみに主催者の私(宮崎)は、ゲストの井手さんが話してくれたのですが、井手さん自身も自分を振り返る機会になったそうで、1週間後にも「フルコミからまだ頭がくるくるしている」と報告してくれたのが嬉しかったです😊

ゲストも参加者も、主催者も、みんなフルコミット。
立場や役職に関わらず、自分事で考えていくのがフルコミカフェです。
楽しく安心できる場ですので、ぜひお気軽にご参加ください😊

さて!
次回10月19日は「企業」とつながります!!

第5回のゲストスピーカーは、
いつもフルコミカフェをあたたかく見守り、企業からの視点で教育への視座を与えてくださる、森俊英社長!✨

森社長の様々なご経験と、奮起されたお話、そしてなぜ今教育のことをこんなに考えてくださっているのか。
その原点に迫ります。

学校と企業は同じなのか、違うのか。
学校内にいるだけでは見えてこないこともありますね!
ぜひ、この機会に「教育」をもう少し広い視野でとらえ、企業の仕組みから学び、教育をとらえなおしていきましょう😊
企業とつながり、対話することで何が生まれてくるのかとても楽しみです。

ちなみに森社長のお話をお先に少し知りたい方はこちらから👇
森社長のお話が紹介されています^^
こちらの動画には紹介されていないお話や、森社長の深い経営論に触れるチャンス!お見逃しなく☆

たくさんのご参加をお待ちしております✨


第5回フルコミカフェのお申し込みはこちらから👇

※ピーティックスのアカウントがなく、お申込みにお困りの方はこちらからどうぞ。(オンラインの方はお支払い方法がないため、Peatixよりお願いいたします)

【日時】 
10月19日(土)14:30~17:00(終了後、懇親会あり)

【場所】 
リアル&オンラインのハイブリッド開催   
リアル会場:AIPCAFE 福岡市中央区舞鶴3-8-7 クレインビル202
オンライン:当日までにメールにてURLをお伝えいたします

【募集する人】
先生・子ども・学生・保護者・教育委員会・地域の方・企業の方・大学関係の方・その他すべての皆様
【会費】 
年まとめて参加   5,000円
   都度参加   2,000円
初めて参加の方   無料
大学生以下の方   無料

※ 福岡市の先生は、半額補助制度の紹介あり
※ 現地参加は先着25名となっていますので、お早めにお申し込みください!

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