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【製品紹介に騙されない】ループバック機能にご注意を!
どのオーディオインターフェースにも言える話なので、特定のオーディオインターフェースの批判ではないことを予め断っておく
問題点
オーディオインターフェースの機能でループバック機能を搭載してますなどと売り文句がある。
某サイトの記事でもループバックに関しては、特筆すべき機能であるかのように私は受け取っていた。
しかし、ループバックは機能を理解して適切に使用しなければ、おかしなことになるということを記載しておく。
https://faq.yamaha.com/jp/s/article/J0010663
全ての製品のループバック機能を調べたわけではないので断言は出来ないが、オンライン会議ではループバックの機能は使えない。つまり、エレキギターなど自分の演奏を聴きながらは、相手と会話することができない。
原理的に、オーディオインターフェースの出力口をの音を拾って再度、入力するのであるから、何となくテクニカルなことをしていて腑に落ちない。
向き不向き
逆に、ループバックは一方向のライブ配信には問題ない。
そのため、オンラインレッスンにおいては、ループバックは原理的に相手の声を取り込んで発信するので、相手からしてみれば、自分が先刻、喋った内容が返ってくるわけだ。こちらはline入力したエレキギターの音が聴こえるが、相手のことも考えれば、やりとりに使えない。やり方にもよるが、下手すれば、ずっと同じ音が鳴り続ける可能性も考えられる。
少し怖いのはDAWにループバックを使う場合である。個人的には素直にDAWのモニターボタンを使うのがよいと思っていて、仕組み的にはoutをinには繋いでいないと思われる。
ルーティングと呼ばれるらしいが、やはり、ルーティングを理解せずに(極端な話、オーディオインターフェースの内部構造も理解せずに)使うと、DAWはハウリングを起こすのではないか。要するにDAWに入力した音が出力で返ってくるのであれば、ループするってことだ。
http://faq-jp.roland.com/faq/show/86517?category_id=9682&site_domain=default
なぜ、ライブ配信はうまくいくかといえば、ループバックした音は、ライブ配信へ出力した方向から戻ってこないからだ。
まとめ
ループバック機能に過信しないようにしよう!
おわり!