はじめに - 小学校受験の願書の書き方
いざ小学校受験の「願書」を書き始めてみると、意外とペンが進まないものです。特に「志望動機」はほとんどの学校で記載することが求められますし、闇雲に書くのではなく、確かな記載方法を覚え精度・スピード向上を図りたいものです。
私はコンサルタントという職業柄、物事を構造化したり、ロジカルに考えるのが癖になっており、「志望動機の書き方」も定型化しました。
願書「志望動機」に求められるもの
小学校からしたら今後6年間、ご家庭と共にお子さんの教育をしていくことになるのですから、同じ方向を向いて教育できるか否かは非常に気にされています。そのため以下を記述することが志望動機の王道です。
小学校の教育理念等に共感していること
家庭内の教育方針とそれが一致していること
願書「志望動機」の書き方と例
以下の4つのステップで超簡単に「志望動機」を書くことができます。
各Stepの詳細は各々記事にして参りたいと思いますが、ここではサンプルとして、「体験から学ぶ」を教育理念にしている「小中高一貫教育」の小学校を想定して、「志望動機」の一例をお示ししたいと思います。
この文章で重要なところは、中段(以下の図の赤枠)で、三段論法でなぜ入学を志望するか述べています(Step❷の記事で詳細を説明します)。
▼三段論法
大前提:「体験から学ぶ」は重要な教育アプローチです
小前提:(そして)貴校は「体験から学ぶ」を教育の柱としています
結論:(だから)貴校への入学を希望します
青い部分は肉付けで、緑色は家庭内の教育方針が学校と一致していることを表しているだけです。
Step❶~Step❹を順次記事にして参ります。