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私たち、インター入学辞めました
実は私、子どもがまだ2歳のころ、インターに入れる気満々だったのですが、結果日本の幼稚園に通わせることに。
20校以上のインターナショナルスクールを見学し、色んな人に話を聞きに行ったにも関わらず、最終的にはインターへの入学を見送った理由をシェアしたいと思います。
なぜインターという選択肢を捨てたのか?
幼稚園選びで迷っている方々の判断材料のひとつになれば幸いです!
1. 日本文化とアイデンティティの問題
見学を重ねるうちに、ある疑問が頭をよぎってきました…
「日本国籍を持ちながら、日本のコミュニティに身を置かないということが、子どもにとってどんな影響を及ぼすのか?」
国際的な環境に身を置くことは素晴らしい経験ですが、母国の文化を十分に身に付けないまま成長すると、自己認識やアイデンティティに混乱を招くことがあるのではないかという不安が出てくるように…
私たち家族は純ジャパですので、国籍の関係で日本に住む可能性の方が高いわけです。
特に母国語である日本語を強固に学び、同じ日本文化を共有する友達との関係を築くことが、今後の我が子の成長に大きな影響を与えると感じました。
2. 高額な学費に対する価値の疑問
インターナショナルスクールの学費は、決して安くありません。ものすごく高いです。
もちろんその分、教育の質やリソースが充実しているのは理解していましたが、それでも「果たして、この費用に見合う環境なのか?」と自問自答することが増えました。
設備や学びのカリキュラムは素晴らしいですが、同時に、学費以上に重視すべきポイントが他にもあるのではと感じるように…
例えば、教員の愛情深さや、同年代の友人と築く日々の絆など、価値観の基盤となる部分も重要だと感じたのです。
結論として
最終的に、私たちは子どもをインターナショナルスクールに入れる選択を見送りました。それが子どもにとってベストな選択なのかはわかりませんが、今後の我が子の成長とともに、この選択がどのように影響するのかを見守りたいと思っています!
親としてできることは、多様な選択肢を与えることではありますが、子ども自身が自分のアイデンティティをしっかり持ち、心地よく成長できる環境を整えることも大切ですよね。
この経験を通して、改めて子どもの教育には多くの選択肢があることを実感しました。日本国内でも多様な教育スタイルが増えつつあり、その中から自分たちに合ったものを見つけ出すことの大切さを学んだ気がします。
あと誤解のないようお伝えすると、インターナショナルスクールは素晴らしい教育を提供されています。決してインター下げをしているわけではありません。
今、学校選びに悩んでいるママやパパのみなさんも、自分が大切にしたい価値観や判断基準をしっかりと見つめ、お子さまにぴったりの学校生活が送れるように心から応援しています!!