【※お受験不要!】公立学校で育つ5つの社会で活きる力
お受験熱が冷めない都内ですが、あえて公立学校を選ぶことで私立にはないメリットを得られる場合が実はけっっっこうあるのです…!
今回は、公立校ならではの環境で育まれる重要な能力についてお話していきます!
1. 多様な価値観を受け入れる力
得られる能力:共感力と柔軟性
公立学校では、さまざまな家庭環境や文化背景を持つ子どもたちが集まります!
私は大阪の田舎で生まれ育ち、公立学校に通っていましたが、本当に様々な家庭環境の友達がいました。
お金持ちな子から貧乏な子
物凄く意地悪な子から優しい子
習い事をたくさんしている子から全くしていない子
そんな環境で過ごしてきた私は、本当になんとなくですが「人は人、自分は自分」という意識が育っていた気がするし、良く言うと自然と多様性を受け入れる環境だった気がします…!
将来的にグローバルな環境で活躍するためには、他者の価値観を尊重し、柔軟に対応する能力が必要不可欠ですよね。そんな能力の基礎になる部分を公立校では自然と学ぶことができる!また学費も私立校と比べるとかなりお安いので、コスパが良いと言えるのではないでしょうか。
2. 地域社会との調和力
得られる能力:コミュニティスキル
地域の子どもたちと一緒に学ぶことで、地元とのつながりが深まります。また公立校はお友達が近所に住んでいることがほとんどなので、近くの公園やショッピングモールで遊ぶケースが多く、お友達の兄弟との関わりや、他校のお友達との交流があります。ですので、自然と友達の輪を広げる機会や、知らない子ども達とのコミュニケーションをとる機会が比較的多くあるわけです。公立校の環境は、社会に出た後も役立つコミュニケーション能力や協力する力を育てる絶好の場だと私は感じます。
この「地域力」を培うことは、日常生活や将来的な社会貢献の場でも大きな財産となるはずです!
3. 自分で道を切り開く力
得られる能力:自主性と自律性
公立学校では、受験対策や詰め込み教育に追われることなく、比較的自由な時間があります。その分、自分で目標を設定し、努力する力を養う機会が多いのが特徴です。
また他の子と能力を比べられることも少なく、自分が得意な教科や好きな趣味・習い事に没頭できる時間を確保しやすいのも公立校のメリットだといえます!
塾に頼らず、自主的に学びを深める習慣は、大人になってからも大切なスキルですね!
4. ストレス耐性
得られる能力:心の健康と安定
私立学校や受験校では、競争のプレッシャーが強い場合もありますが、公立学校は競争が比較的少ない環境です。そのため、のびのびと自分のペースで学びながら、ストレスを上手にコントロールする力を育てられます。
お受験を検討する際の懸念点として、「唯一人生でのびのびとできる子どもの時期に、競争の世界へ飛び込ませてもよいものなのか」という声をよく聞きます。
何をゴールとするのかによって、考え方は様々ですが、お受験でも公立校でもメンタル面での安定は長期的な成長にとって大切な土台となります。
5. 幅広い人間関係を築く力
得られる能力:社会性
私立校では同じ価値観や経済的背景を持つ家庭が集まりやすい一方、公立校では幅広い層の人々と関わることができます。この経験は、さまざまな価値観を持つ人と協力するスキルを自然と育む機会になります。
ただ注意してほしいのは、多様性があることは良いことだけではなく、時には対人関係で苦労する原因にもなり得ます。例えば子ども同士のトラブル対応や、ママ友との話す内容、休日の過ごし方まで様々なので、自分の常識が通用しないケースも。親の私たちも「人は人、自分は自分」という意識を常に持っておく必要があります。そうでなければ価値観の違いにストレスを抱えてしまう可能性があるからです。
ただ、公立校で培った多様な人間関係の中で適応する力は、社会に出てからも活かされることは間違いないでしょう。
公立学校が合う家庭の特徴
子どもの自主性や個性を尊重したい
多様な人間関係の中で学んでほしい
競争ではなく、心の安定を優先したい
コスパの良い選択をしたい
まとめ
公立学校は、学力面だけでなく、多様性を理解し、自律的に行動し、心の安定を保つ力など、これからの社会で必要とされる能力を育てる環境でもあります。
お受験に限らず、さまざまな選択肢を検討し、家庭の価値観に合った道を選ぶことが、子どもの成長にとって最適な環境を提供する鍵となるはず!
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