教育界における、保護者最強論
皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。
「モンスターペアレント」
誰しもが耳にしたことがあるのではないでしょうか?
2007年頃から使われれだした「モンスターペアレント」
一般的にモンスターペアレントとは
学校などに対して自己中心的かつ理不尽とされる要求をする親
を指すそうです。
正直学校で働くまでは本当にそんな人がいるのかなと半信半疑でずっと疑っていました。
大学時代も「モンスターペアレント」の対応に関する講義を教職課程の中で受講したことありますが、万が一のことだと思っていたんです。
でも実際は違いました。
子供が指導されただけで親が乗り込んできたり、少しやり方が気に入らないだけでクレームの電話を入れられるのは日常茶飯事。
月に一度は学校側に何かしらのクレームが来ているような気がするぐらいクレームは頻繁に起こっています。
特に最近は今までと比べてより一層
教員〈〈〈〈〈 保護者
という構造が教育界において出来上がっています。
乗り込んでくる保護者のほとんどは学校側で起こった「事実」を認識している人がとても少ないです。
保護者は基本的に子どもから学校の情報を聞きます。
子どもは怒られることを恐れ、事実を自分の都合のいいように解釈をして保護者に伝えます。
保護者はそれを聞いて、子どもを守りたい一心で学校に乗り込んでくる。
「モンスターペアレント」の多くは上記のような流れで学校に乗り込んできます。
学校側としては乗り込んできてしまうとどうすることもできません。
事実を伝えたところで「モンスターペアレント」は全く聞く耳を持ってくれません。
保護者が乗り込んできてしまうと先生は悪くないのに謝罪をし、保護者から言いたい放題言われてしまいます。
実は私自身何度もそう言った経験をしました。
良くない行動をとった生徒を指導しただけ、親が乗り込んできて、心無い言葉を浴びせられました。
「それでも教師か」
「教師として失格だ」
「指導の仕方が赤点だ」
いまだにその時言われた言葉一言一句覚えています。
私自身これらの言葉にはだいぶ傷つきましたし、とても辛い経験でした。
保護者は先生に何を言ってもいいという考えがあるのかもしれません‥‥
また、モンスターペアレントに関する問題は学校で毎日のように起こっているのに取り上げられるのはいつも教員の不祥事ばかりでモンスターペアレントに関することは全くと言っていいほど取り上げられることはありません。
お店ではお客第一とよく耳にしますが
学校では保護者第一です。
先生方の半数以上は毎日保護者に怯えながら働いていると言っても過言ではありません。
昔から学校では保護者を第一に考えられてきましたが、近年はさらにその考えが加速してしまったようにも思えます。
教師の1人として正直この考えが蔓延っている環境下では少し働きにくさを感じています。
教員も1人の人間。
保護者からクレームを言われたら傷つきますし、働くのがとてと辛くなります。
教員には何を言っても大丈夫というわけでは決してありません。
保護者最強論のこの現状が少しでも変わってくれることを心から願っております。
本日もお忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
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