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ホワイト私学の見分け方(その2)

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

学校には大きく分けて公立学校と私立学校が存在します。

教員を目指す上で、学校の内情を知ることは大切なことです。

公立学校の情報はネットで山のように出てきますが、私立学校の情報は調べてもなかなか出てこないのが現状です。

私立学校は千差万別、人間と同じように学校ごとの教育理念や特色があります。
もちろん、教員に対する待遇も様々です。

給与が高く、休日もしっかり確保されており、福利厚生もしっかりしているいわばホワイトな私学と

給与が低く、土日も部活ばっかで休みが無いようないわゆるブラック私学。

教員を目指す方なら誰もが前者の学校に就職したいと考えるのは必然でしょう。

そこで、本日は現役私学教員である、私が就活を通して得た経験や様々な学校の先生方から聞いた情報をもとにホワイト私学とブラック私学の見分け方を紹介したいと思います!

私自身も就活していく中で、私学の情報が全然なく、とても苦労した記憶があります。

この記事を通して、少しでも教員志望者の役に立てることができたらなと思います!

それでは、見ていきましょう!

ホワイト私学とブラック私学の違い


・手当が充実しているかどうか


お金を持っている私学ほど、基本給とは別に業務手当を支給する回数が多かったり、額が高かったりする傾向があります。

具体的には、体育祭、文化祭、宿泊行事といった学校行事ごとに手当が支給されたり、模試や検定の監督することで報酬が得られる学校あります。

通常、公立学校では体育祭、文化祭といった学校行事や模試の試験監督などは業務の一環として見なされ、手当は支給されません。

私立学校の中にも手当が全く支給されないような学校もあります。

手当が充実しているかどうかで学校の財政状況をある程度予測することが出来るのではないでしょうか?

このことについて、もっと詳しく知りたい方はこの記事を読んでみてください!
↓↓↓↓↓↓

【手当が充実しているかどうか】
充実している→ホワイト私学
充実していない→ブラック私学

・長期休み中、教員が休みかどうか


学生には夏休み・冬休み・春休みと大きく分けて3つの長期休みが存在しますよね。

公立学校の先生や私立学校の先生の大半は長期休み中も「出勤日」扱いとなっているため、生徒が登校してこなくても、先生たちは通勤をしなければなりません。
※公立は特別有給が与えられます。

しかし、一部の私立学校では生徒の長期休み中、教員も休暇日として休みにしています!

このことについて、もっと詳しく知りたい方はこの記事を読んでみてください!
↓↓↓↓↓↓

【長期休み中、教員が休みかどうか】
教員も休み→ホワイト私学
教員は出勤日→ブラック私学

・生徒の完全下校時間が早いかどうか


教員にとって、生徒の完全下校時間はそこまで関係ないように思えますが、実は勤務時間に大きく関わってきます!

学校の考え方として、生徒が学校にいるのに教員が皆帰ってしまうのは御法度です。

何かあった時に対処できる大人がいないと困るからです。

そのため、ほとんどの学校では生徒の完全下校時間より遅く教員の完全退勤時間を設けています。
(教員の完全退勤時間を設けていない学校も中には存在します。)

生徒の完全下校時間が早ければ早いほど、教員の完全退勤時間も早くなるので先生としてはとてもありがたいですね‼︎

ちなみに今現在私が働いている学校では19時が完全退勤時間となっています!

【生徒の完全下校時間が早いかどうか】
完全下校時間が早い→ホワイト私学
完全下校時間が遅い→ブラック私学

・会議の回数が多いか少ないか


学校の会議は無駄話が多いという印象を持たれている方も大勢いらっしゃると思いますが、まさにその通りです。

基本的には形式的なものばかりで、共有する必要のない情報までも時間をかけて議論するため会議の時間がとても長いです(笑)

経営状況が不安定な学校ほど、少しでも心配ごとを無くせるように会議の回数が多い傾向にあります。

逆に安定している学校は会議をしなくても意思疎通が図れるため、職員会議も月1回のような学校もあります!

このことについて、もっと詳しく知りたい方はこの記事を読んでみてください!
↓↓↓↓↓↓

【会議の回数が多いか少ないか】
会議が少ない→ホワイト私学
会議が多い→ブラック私学

最後に

いかがでしたか?
本日はホワイト私学の見分け方の第二弾としてお話しさせていただきました!
もちろん、今回の記事でご紹介した内容が全てというわけではありませんし、100%見分けられる保証もありません。
あくまでそういった傾向があるということを予めご了承ください。

今回の記事で少しでも多くの教員希望者の就活の手助けになればと思います。

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、私が実際授業で扱っている教材を販売していますのでそれも併せて
お願いいたします!
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