【帰国子女のハッピーな学校選び】自己肯定感しか勝たん
こんにちは。EDUBALアンバサダーのSanaeです。
先日、中学の卒業式を終えた次女。4月から高校生活が始まります。
今回はそんな娘の高校志望校選びで感じたことを書いてみます。
まだまだ使えた帰国子女枠の切符
中学1年の夏に帰国した次女。地元の公立中学に通い、英語はかる~く英語塾でフォローしながら、部活や大好きなK-POPに情熱を注いでいました。
学力レベルは中の中!一本芯が通ったど真ん中ストライク派(笑)。
だけど、英語だけは有難いことに学年でもトップクラスを死守できていた娘。帰国子女が多くいる私立中学に進学していたら、英語も特別抜きん出てはいないし、その他の教科も振るわない、結構悲しめの帰国生だったかもしれません。
中学3年になると、進路指導の面談や説明会が始まり、いよいよ志望校決めのプレッシャーが襲い掛かってきます。首都圏の私立熱は高いと言えども、私の住む東京のエリアではお勉強ができる子は公立上位校に進む傾向があり、その一群にいない娘は3教科入試の私立受験をすることに決めました。
本帰国して随分経った気がしていたけれど、まだまだ使えた帰国子女枠の切符。彼女が得意とする英語を武器に受験ができる学校があったのは本当に有難かったです。
娘がハッピーでいられる学校って??
東京には約240校の私立高校があります。もちろん、学力レベルに応じてこれら全てがターゲット校になるわけではありませんが、それでも選択肢が多いこと・・・😢
「帰国子女入試を実施している学校」だけに的を絞って学校選びができたのは、ある意味我が家にとっては吉でした。
英語に振り切って、ビシバシ対策すれば上位校も狙えたかもしれません(多分)が、
「娘がハッピーでいられる学校って?」と考えた時、それは違うなと。
2つ上の長女の高校生活を見ていると、高校3年間って本当にあっという間。大学受験に向けて定期テストの成績を取ることはとっても大事だし、それに加えて部活も課外活動も外せない。長女と次女は全く性格も志向も違うタイプなので、次女には次女に合った学校選びが必要だなと感じていました。
偏差値だけに頼らない学校選びってあると思います。
娘の条件は、
・自然に恵まれた広大なキャンパス
・ダンス部
・英語に特化したコース
・自転車通学
親としての条件は、入学後も無理せずのびのびやれる学校で得意な英語も伸ばせる、まさに子供の「自己肯定感が上がる環境」があればいいなと思っていました。
これって子供の性格によって随分変わるはず。切磋琢磨して競争する中で自分を高めたいと願う子もいれば、成績上位にいることで安心安定が保てる子もいます。この見極めは高校受験であっても親のアドバイスが必要なところではないでしょうか?
これらの「条件」がぴったり合う学校を中3の春には見つけることができ、5月から始まる学校説明会や見学会、個別相談会、学祭など受験生が足を運べるイベントには全て出席。その他数校の見学へも行きましたが、他校を見れば見るほど第一志望校が熱望校へと変わって行きました。
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「絶対行きたい学校」のための受験勉強
帰国子女の入試ってとても孤独です。周りに帰国生がいない環境だと、学校の中でも先陣を切って走らなければいけません。
塾では11月の帰国子女入試に向け夏頃から個別指導が始まり、周りのお友達より随分早くラストスパートをかけることに。
説明会でもらった学校のポスターを部屋に貼って、毎晩遅くまで机に向かっていました。決して勉強が好きじゃないタイプの娘が頑張れたのは「絶対行きたい学校」があったから。
そして内申点を利用して受ける同校の推薦枠も何とか確保して、帰国枠がダメなら1月の推薦で再チャレンジという計画で出陣しました。
お陰様で帰国子女入試で合格をいただき、結果としては1校のみの出願、受験も1回だけでフィニッシュすることができました。
帰国子女入試は英検利用の優遇があったので、本格的な受験対策は国数の2教科のみ、正味3か月間くらいだったと思います。
帰国生の誰もが憧れる難関校でも超人気校でもない学校が、娘にとっては熱望する学校だった。自分で選んでそのために精一杯努力したことに自信を持って、高校生活を謳歌して欲しいな。
実際に入学して、彼女の自己肯定感がどう変化していくのか?それは、またの機会にご報告します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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