理系男子×帰国子女の進路に悩み中
こんにちは!アンバサダーのKeikoです。今回は高校への進学にあたり、コース選択が必要な息子についての話です。
題名通り、高校のコース選びにとっても悩んでいます。
完全に我が家のケースですが、どうぞお付き合いください。こうやってどんどん書き出して、私自身も棚卸ししようと思っています。
中学の3年間はあっという間!
帰国が見えてきたとき、「数学と理科を日本のカリキュラムで学ぶのが楽しみだ!」と、超文系の私からは全く考えられないことを言った我が子。中学入学後に理社で苦労しながらも、ずっと数学の授業が面白くて仕方がない様子。先取りをしたい、と塾にも行っていますが、それもまた難しいけど楽しい。
息子の学校は進学校なので、先生が手厚く教えてくれるというよりは、数学の面白さを教えてくれるような授業スタイル。学校によっては「先生が授業をしない」と聞きますが、悪い意味じゃなく、まさにそんな感じ。「みんな、こんな問題解ける?」と、先生方も生徒を上手く煽り、試験でガチンコ勝負をするような学校に通っています。
コース選択はまだまだ先のこと、ゆっくり考えればいいや。と思っていたら、あっという間に高校進学を考える学年に。高校はコースが細分化されているため、「自分の進路にあわせたコース」を選ばないといけません。そこで、悩みにぶつかっているところです。学校に入って楽しく過ごしていたら、もう中3になってしまいました。
コース選択にあたっての悩み
国内の一般受験か、海外大学か。
理系で国際系の学校に通うお子さんだったらみんなぶつかる問題なのではないでしょうか。
国際系の中高って、日本の国際系学部や英語学位など「総合型選抜」や、海外大にはとても相性がいいと思いますが、そっちに振り切ると、理系の国内一般受験の道は閉ざされがち。
息子校、「進路に向かって、コースが最適化されていて良い!」って思っていました。ただ、裏を返せば今の我が子にとっては「最適化されているからこそ、選択後の幅が狭くなる」。これは考えていなかった!
選択を間違えると、後々大きな後悔となること間違いなし。ある意味、大きな岐路に立っています。
そして、大きな壁が「子供の反抗期」。じっくり話し合う機会もなく、親の意見はお構いなし。意見がコロコロ変わるし、何を考えているのか良く分からない…「○○がいい」ではなく、「○○でいいや」。
これ、学校のママ友に聞いたらみんなそうでした…特に男子。男子ってまだやっぱり子供っぽくて、まだみんな物事を点で捉えてる。そして、「楽しい方」に友人と流れていく…
何はともあれ、最終的には「本人に判断は任せる」ことにします。多分、これが正しいですよね?
で、国内?海外?
子供の通学校は、理系コースがあります。そして、別のコースでは英語を伸ばし、志があれば海外大学も目指せそう。カリキュラムは全く別になっていきます。
入学当初は本人は理系コースを考えていましたが、母親的には幼少期から海外大学も視野に入れてきました。
親主導で、何が何でも海外へ!なんて気持ちは全くありませんが、息子にとってなんといっても大きいのが「海外大学を出た父親の存在」。なんか、節目節目で何かを選ぶ時に、無意識に必ず、絶対に父親と同じ選択をする息子。母親目線で「これは、血だよな」って思うことが多々。そして、何となく海外を目指すそんな文化も家の中に入ってる。将来的に、おそらく海外大学に行きたいって言うだろうな。って思ってきました。
普段、進路について何も言わない父親だけれど、その父親の姿をロールモデルにしているのは間違いない。
【我が家の悩みポイント】
海外大に行こうと思えば目指せる環境はあるけれど、国内一般受験は難しくなる。国内なら、得意な英語と数学を活かした受験ができる!
海外を目指すとなると、楽しくて仕方ない理数を捨てるのがとてももったいないと感じる親心。本人は捨てた後のこと、まだ分かってない。
我が子、国内の一般受験に向いてる気がする。「試験」の類が好き。ただ、中学受験で理社をやっていないので、理科は正直未知数。国語も弱い。
だけど、海外大を目指すようなカリキュラム、ものすごく面白そう。親から見てもワクワクする、理想的な学び。
中学まで国内のカリキュラムでしっかり学んだんだから、高校からは「その知識を活かして、海外を視野にさらなる学びをする」のがいいんじゃないの?という気持ち。
海外進学、なんといっても夢がある!
本人、海外大学を目指すだけの心の準備がまだできていない。そんなにタフな子じゃないし、課外活動もまだまだ。そしてそれは奨学金に直結するという事実…
まわりの親子もみんながみんな迷ってる。
と、書けば書くほど、どちらにもメリットデメリットがあり、ますます迷うばかり。いまさっき本人に聞いたら、また別の答えが!本人もきっと迷っているのでしょう。まだ中学生なのですから。
最終的には尊重すべきは本人の意見。そうじゃないとどちらに行っても頑張り切れないと思います。親は両方の情報を与えるのみ。それに長い人生、軌道修正も全然ありですよね。
いずれにしろ、この夏休みにたくさん悩んで、大いに考えてもらいたいものです。これを機にちょっと大人になるといいのですが。
またこの続きはしばらくしたら書こうと思います。
みなさん、良い夏休みを!