僕は、生まれて初めて"本”を読んだ。
僕は先週とても稀有な気持ちになった。その感動を書き留めておきたいと思う。いつものごとく最後には教育の話になるのであるが、お付き合いいただければ幸いである。
国語の教員でもなければ、文学部の学生でもないので、一学生の物語として受け取ってくださいませ。
渡辺健一郎『自由が上演される』ひょんなことから友人に勧められ、上記の本を読むことになった。渡辺氏は早稲田演劇の出で、演劇教育や俳優として活躍している35前後の若手である。そんな方が書いた書籍である。内容は演劇教育の話と言いつつ、