【本】娘が歴女に!?歴史好きは隔世遺伝
私が一冊だけ香港に持ってきていた徳川家康の伝記がお気に入りで、他の伝記も読んでみたいな、と長女(小学3年生)がいうので、これまでいくつか買い与えてきました。
で、いつしか、戦国武将にフォーカスするようになり、
さらに、お江や新島八重など周辺人物も手に取りだしたあたりから、
関心が加速。9歳の誕生日プレゼントに戦国時代について書いた本がいいと言い回っていたらしく、親戚から「え、具体的に何がいいのかしら」と相談がきたのが昨年末。調べても絶版になっているものも多く、本屋に行けないのも致命的で、とにかく、この三冊だけお願いしました。
このゲームのようなイラストはどうなの!と思いながらも、漫画主体じゃないのはそもそも選択肢が少ないのですね。実際読んでみると、丁寧にルビがふってあるのと、見開き1ページでひとつの事件を扱っていて、低年齢から読めるように仕上げていて、さすが図鑑大国JAPANな内容でした。
さらに、漢字レベルに不安を覚えつつ、日本史といえばこれだろう!とお願いしたのは、ご存知山川の図録。
この9版から紙面にあるQRコードを読み取ると、画像や動画を見られます。そういう仕掛けは、より広い対象年齢を想定しているのかなと。
さすがに、本来は高校生向けなので、漢字や語彙などはまだ難しいものも多いですが、娘は早速、応仁の乱のページをひらき、「応仁の乱って10年以上も続いたって知ってる?」と言いながら(知らない)、ふむふむ読んでいましたし(!)、昔の絵や歴史的建造物などの写真にも引き込まれたようです。今見ても、よくこれだけの情報をまとめ上げたなというのと、これが千円以下で買えるというのには、驚きを禁じえません。
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私は高校に入ってから日本史は一度もやっていませんし、歴史自体大の苦手。なので、本を読んだ娘から「〜〜って知ってる?」と言われても、「え、聞いたこともない」みたいなことになっています。
その話を母にしたら、私はずっと知らなかったのですが、嬉々として日本史を語り出して、「え、ええ!」と。すぐさま娘にバトンタッチして、母の好きなことに関心をことごとく持たなかった申し訳なさと、娘がそこに入っていくということにつくづく面白さを感じながら、ちんぷんかんぷんな二人の会話をきくともなく聴いていたのでした。