新しい趣味 キャンプ 第二話
苦い経験を経て、夫婦で払拭させるべく、知り合いに聞いたり、ネットでキャンプについて調べまくりました。
購入した内容は大した物ではないので、割愛しますが、どのように改善していったかをお話します。
壊れたテントを見直し、新しい椅子を購入…などなど色々と動きました。
そこに加えて、たまたま、知り合いに毎年フジロックに行く方がいたので、キャンプの基礎を教えてもらっていました。
その流れでお互いの家族を連れて、グループキャンプへ。
過去の失敗とそこでの二度目のキャンプで、”あぁ、キャンプ楽しい”と焚火を囲みながら感じました。
思っていた以上にテント内の睡眠が快適で、作るご飯も美味しく、夜、焚火を囲んでダラダラする時間が自分の気質とマッチしていたんです。
この時も不足している物が沢山ありましたが、その知り合いが用意してくれた物で醍醐味を味わえました。
元々、料理が好きなので、器具が揃っていればできる。
イメージした料理を作ることができると達成感が屋内と屋外では比べ物にならないくらい得られました。
“これはハマる!””自分でもできる!”と確信が得られ、帰宅後もキャンプ雑誌やSNSを観ていました。
これで次の朝霧JAMは、前回とは違う形で乗り込める!と思った翌年…
台風で中止…
その翌年はコロナの影響で中止…
我が家の朝霧JAMリベンジはおあずけを受けました。
コロナの影響は、本当に大きく、キャンプすら行けず、辛かった…
でも、そこで諦めないのが自分の良い所。
ベランダを利用して、そこで使える範囲のギアを用いて、家族でキャンプごっこをするなどをして、地道に練習をしました。
(おかげでメスティンでご飯が炊けるようになりました。)
そして、満を持しての久しぶりの朝霧JAM開催。
息子の運動会を終えてから行くという強行スケジュールで参戦。
が、強風、大雨に見舞われはしましたが、念願のふもとっぱらでのテント泊は達成できました。
ここまで来るとキャンプを楽しめるだけの心の地盤ができていて、フェスあるなしに関わらず、テントを携えて出かける頻度が増えました。
そして、今年は本栖湖まで家族だけでキャンプへ。
焚火台も我が家へ迎え入れ、1日を通して楽しめた!
ここまで来るのに三年かかりましたが、息子も嫌がらないところを見ると、私個人だけでなく、家族全員がストレス発散になるモノとなったのではないかなと思っています。
なかなか、家族が一丸となって取り組める事って少ないですからね。
ここまで来れたのは、朝霧の失敗があってこそ。
失敗をするとそこだけに目がいきがちですが、必ずその周りには楽しい事、面白いと感じた事などポジティブな要素があるはずです。
そこにも目を向けてあげると失敗した事への恐怖は薄らぐものです。
そのポジティブ要素を膨らませる為には失敗の部分を少しでも埋めるだけで、拡がります。
自分の場合はそんな具合で失敗と向き合っています。
これからも朝霧JAMリベンジは続きますが、新たな目標として冬キャンにトライできるようにまた勉強していこうと思います。
すんなりと始められる趣味も良いですが、トラブルがある行動もスパイスとなって良いものですね。
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