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【ミニ講座】過食症の人は、「大食い」の人ではありません

大食いかも!?と思い込んでいる過食症のご本人様と、「どうして食べるのを辞められないの!?」とイライラしているご家族様へ。

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
⇒摂食障害専門カウンセリング、受付中です。

私は拒食・過食・過食嘔吐を経て、計7年で摂食障害を「卒業」しました。
計7年の体重の変動は、電子書籍『摂食障害太ることがコワイあなたへ』にまとめました。

今回のnote記事の内容は、タイトル通りですが…特に、読んでいただきたいのは次のような方です。

◆過食症のご本人様は…

・過食症で増えた体重を戻すには、空腹をガマンしないといけないんだ…と思い込んでいる方

・一般的な女子に比べて、食欲がすごく強いんだ、胃袋が大きいんだと思い込んでいる方

・食べることでしかストレス解消できない、食べることを辞めたら、自分はどうかなってしまいそう…と不安を抱えている方

◆過食症の娘を持つお母様は…

・「どうして食べることが辞められないの!?」とイライラしているお母様

・「誰だって、痩せたい時は食べるのを我慢するものよ!」と思っているお母様

・「太って泣くなら、本気でダイエットすれば!?」と思っているお母様


最近は、中学生になる前から過食症に陥る方もふえています。

こうした考え方・感情をお持ちの場合、過食を敵対視したり、やっぱり「治るにはガマンが必要なんじゃないか」と考えたりしがちです。

すると、ますます気持ちが辛くなり、追い詰められ、さらなる過食…という負のループに陥ることも少なくありません(すでに、過食ループにハマっている方もいらっしゃるかもしれませんが)。

そこで、今回のnote記事では、過食症の人が大食いではないと言える理由や、治っていく時の体型変化について、さらに、普通の食事内容/量に戻る具体的なプロセスを、摂食障害専門カウンセラーの立場から詳しくお伝えしていきます!


読みながら、一緒にステップアップしていきましょう!

今、体型に悩んで、食べるのが止まらないことに悩んで、過食代がどんどんエスカレートして辛い日々の真っただ中にいる方(とご家族)こそ、このnote記事で、回復に向かう希望を見出していただければと思っています!

では目次です。

第1章:過食症の人は、「大食い」の人ではありません。


私の過食時代、メロンパンを何個食べたことでしょうか。。。

これはホントに声を大にしてお伝えしたいことですが…過食症の人は、今も昔も「大食い」の人ではありません。

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