銀行のインターンに参加してきた件について
こんばんは!大学3年目の江戸前(えどまえ)です。
1か月半ぶりくらいにニンテンドースイッチの電源ボタンを押したら、バッテリーが無さ過ぎて付かなかった。若干本体にホコリも被っていたし。
さて、今回のテーマは「銀行のインターンに行った話」。早速行ってみよ~
1.銀行インターンの概要
銀行といってもメガバンクの方ではなく、いわゆる地銀(地方銀行)のインターンです。地域に根差した銀行ね。皆さんの家の近くにもある銀行のイメージ。
1日目が10:00~15:00、2日目が9:30~16:00。そして3日目に職員の方と30分程度個人面談、というしっかりとした日程だった。全てオンライン。
就職において今は業界を幅広く見ておこうって事で、金融系もサラッと見ていたわけです。
銀行員って窓口業務以外にもどんな仕事してんのかな~とか、金融機関だからやっぱり雰囲気は堅いのかな~って所を確かめようと思っていた。
ちなみに個人的な話で恐縮だが、私は今回参加した銀行の口座を一応持っているものの、短期バイトの給料振込のためだけに開設したので、今は休眠口座になっている。(小声)
2.1日目→今後乗り越えられるか不安に駆られる
インターン時服装はクールビズ可のスーツってことで、そこ辺りはさすが金融系である。
午前はその銀行自体の概要や少し前に別な銀行と経営統合した経緯、当銀行で扱っている金融商品やサービスの説明など。
うぐ…。事前に曹宇hされてきた資料に基づいた講義が行われ、学生はその話を聴く。午前はずっと話を聴いているのか。これは頑張らないといけない。耐えるんだ、、
救われたのは、同じ大学の学生も複数参加していたことだ。高校の同級生もいた。多分向こうも私のことを認識していただろう。
だが、1日目の昼ご飯はあまり進まなかった。正直自分が金融機関に合っているとはあまり思えないし、参加した事にやや後ろめたさを感じていたからだ。
午後も少し当行のサービスを説明してから、メインは銀行員の方との座談会。
6人ほどのブレイクアウトルームに振り分けられ、職員の方がローテーションで質問に答えてくれた。
質問に答えてくれたのは男性2人・女性1人の計3名だったが、どの方も落ち着いていて、真面目で勤勉な方という印象を受けた。
男性で入行3年目の方が、「1年目の時は窓口業務に当たるはずなのに、支店の裏側にずっといて暇だった。その代わり資格の勉強をしてたっすね(笑)」と軽いノリで仰っていたのがちょっと意外に感じた。
確かに、銀行に行った時(滅多に行かないけど)、窓口にいる人って高確率で女性だよね。気のせいかな?
最後のタームで会った男性の職員の方は両親、祖母共に銀行員だという事で、自分も同じ道を行くしかないと就活の時から思っていたそうだ。
こういう座談会は職員(社員)の方の生の声を聞けたり、実際の雰囲気が垣間見えるから企業研究に役に立つのはもちろん、「他の就活生がどんな所に目を付けて質問をするのか」という興味がかき立てられる場でもある。
ダイレクトに年収を聞いている就活生もいてビビった。
でも、その質問に対し職員の方がはっきりと答えていたのも印象深かった。ブレイクアウトルームの全員が(気を遣いながら)笑っていた。
1日目の所感として、銀行員の方々は、企業や個人のお客さんから責任を持ってお金をお預かりするという責任を持ちながらも、地域に根差して働きたいという思いや1人1人に合った提案をしてお役に立ちたいという熱意を持ちながら働いているという事を感じ取った。
2.2日目→新しい銀行のビジネスを学ぶ
2日目は朝9:30から!張り切って参りましょ~(実はバタバタしてたってのは、前のブログ記事を見れば分かるよ☆)
この日は、「法人営業体験」ってことで、当銀行が取り組むビジネスを4つ取り上げ、それぞれ担当する職員の方から講義を受けた後にグループディスカッション→発表という流れを繰り返した。
グループディスカッションの繰り返しだったので、他大学の人とも話せることが貴重だった。
銀行が色々なビジネスに取り組んでるのが分かったよ。農業、M&Aなどなど…
社会課題に対し、銀行が出来る事は何か?というテーマについて割と自由に話し合えた。普段そんな事なんて考えた事も無かったから、新しい視点を体得出来たと思う。
今の状況で想像つきやすいのは、飲食店の売上減少に対する銀行からの支援とかね。
実際にいくらお金融資しますか~という話の前に、コストは?人手は?って感じで色々改善策を探っていく。
法人向けだと、会社の社長さんとお話をする事が多いらしい。
確かに、会社を左右する大事なお金の話だしね。
若い行員でも社長さんと対等にビジネスの話をするのは、緊張するよな。
日経新聞とか年上の人が好みそうな話のネタとかを仕入れる必要がありそうだ。
一応、営業の中でもノルマもあるって言ってたし。
1人で何十何百もの会社と取引するのか…やりがいはありそうだが、如何せん大きな額のお金を動かすって訳で、その点についてはかなりプレッシャーがありそうだ。
ざっくりと私も、1人1人のお客さんの抱える課題に対してお話しながら一緒に解決策を探る仕事良いな~と思っていたので、共感する所が色々あった。
その場合、銀行は、解決策として既存する金融商品を用いる。
そのためには、当行が扱う商品サービスについてお客さんからの質問にも答えられるように徹底的に知識をインプットする必要があるな。
こう、なんか、もう少し自分らしさが生かせたらなとか思ってしまうのだが、そんな仕事はあるのだろうか。だんだん分からなくなってきたぞ~
3.全体的に思ったこと
現在、街のATM数や、キャッシュレス化によるお金の流動量の減少がニュースに取り上げられる事も多い。あと、色々な銀行で合併とかあるし。
って感じで銀行業界って縮小してる感あるけど、これからは他の分野とも手を組んで、新たなビジネスにどんどんチャレンジしていっているのは事実である(それをどれだけの職員さんが実感しているか分からんが)。
銀行も、これまでの枠に囚われないビジネスモデルで、柔軟に地域に貢献していこうとしているのだとひしひしと感じた。
やっぱお金って誰でも必要不可欠なものであるから、そういう意味ではずっと必要とされる存在であるんだろうな。
あとは転勤とかで、色々な地域柄に合わせた仕事も出来るんだろうし。
銀行は福利厚生ちゃんとしていて働きやすいという事も何人も口を揃えて言っていたから、きっとそうなんだろうな。(笑)
銀行に対するイメージがちょっと変わったインターンでした。
業界を絞らずに色々見た方が良いって、こういう事ですね。
ちなみに。銀行に就職したら私も必ずや窓口業務にあたる事になりますね。
さて、その姿が想像出来るでしょうか?(笑)
まだまだ旅の途中でございますな。
最後までお読みくださりありがとうございました。